Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

だから人は答えが無いという

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diary6336

写真家アンセルアダムスはこんな事を言っています「カメラだけで写真を撮るわけではなく、それまでに見たすべての写真、読んだすべての本、聴いたすべての音楽、愛したすべての人によって、写真撮影という行為に命が吹き込まれる」。

なるほどと思いますね。皆が一様に同じ写真を撮る事は出来ないし仮に出来たとしてもそんな作品は面白くないわけで。撮る側の立場で言えば、自分の信念を強く持つ事は前提としても、人の作風、見せ方、展示構成等に共感すればそれはそれで楽しいですし、その後の自分の作品作りに影響する事もあったりして相乗効果でますます楽しさが倍増するというもの。そしてそれは見る人にも同じ事が言えるのかなとも。

写真というのは音楽に似ていて、大ざっぱに言えば ”ジャンル” という分け方も出来るでしょうし、洋楽・邦楽とか、男性ボーカル・女性ボーカル・インスト、アップテンポ・スローテンポ、ダイナミックレンジの広い音・狭い音...など、どれが良いとか悪いとかじゃなく、J-POPばかり聴く人とクラシックしか聴かない人がいるように、写真の世界もかなり指向性が強いと最近感じています。

撮る側と見る側が共感出来るような作品、こればっかりは技術や工夫ではなんともならないので難しいところですね。

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