Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

やっぱりそれは凄かった

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All Photo by inos

diary4464

久しぶりに新宿のNikonサロンを訪れました。下調べ無しに写真展に足を運び、そこでの意外な発見が私なりの展示会の楽しみ方。勿論、有名写真家や注目しているフォトグラファーの展示会は事前チェックしているのですが、世の中には自分が知らない作品の方が多いわけですから、こうした偶然の出会いが楽しいのです。

今日開催されていたのは限定的な写真家の展示会では無く一般公募のフォトコンテスト入賞作品展でした。フォトコンテスト展は多数決の結果が並んでいるわけですから個人の写真展とはコンセプトが違うわけですが、逆に様々な目線で撮られた作品ばかりですからバリエーション豊かです。驚いたのはどの作品も ”画質” という観点で見るとプロとの違いは無いという事。頭では分かっているのですが、今やプロもアマも使っている機材が同じですから結果に違いは殆ど無くなっているのです。誰にでも傑作が撮れるチャンスがある時代と考えればうれしい限りですが、反面、その現実にカルチャーショックにも似た複雑な感情が湧いたのも事実でした。

隣のスペースに展示されたNikonの最新製品の数々。昔は私もF5に代表されるフラッグシップ機を使っていましたから今現在のソレに興味がないわけではありません...。今日は迷わずD4を手に取って技術の進歩を目の当たりにしましたね。当時F5の性能にも驚き、それ故カメラの進化というのはもう飽和状態かと思っていましたが、D4はさすがに最新技術の塊だけあって ”完全なる軍事兵器” ですね。レンズの代わりに弾が飛び出す装置を付けたら間違いなく狙った獲物をしとめるでしょう。音も無く、それでいて一瞬でフォーカスが合っていますし、シャッターボタンを押した瞬間にシネカメラと間違えるほどの高速連射です。

なんだか恐ろしくなって直ぐにカメラを定位置に戻しました。というか、セットされていたレンズがハイスピードという事もありあまりに重すぎて長時間持っていられませんでした。その後鞄から取り出したRX1の軽い事...。D4を持った後だとちょっと頼り無いくらいでした。それでもこのD4と同サイズのセンサーが詰め込まれているのですからRX1大したものですね。勿論瞬きするような早さでAFは動きませんが、それでもコンパクトだから撮れる画があるはず。いろんな刺激を受けた今日はもっと街を歩いてみたいと思いました。

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