Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

思い出には写真を、写真には位置情報を

By
All Photo by inos

近ごろ撮影する写真はそのほとんどがEye-fiカードに記録しているため、いつの間にか撮影場所の座標(ジオタグ)が埋め込まれています。これは私もつい半年ほど前まで知らなかったのですが、Eye-fiカードも種類によっては撮影場所周辺のWi-Fi情報を拾って三角法で位置情報を導き出し埋め込む機能が実装されているようです。少し前にX100Sで撮影した写真に位置情報が埋め込まれている事に気付き調べてみたところそういう事でした。

勿論その機能が使えるのは何かしらWi-Fiの電波がキャッチできる場所に限定されますから主に市街地という事になります。畑や田んぼの真ん中で撮るようなケースでは無理という事ですね。その場合はお得意のハンディGPSのログデータを連携させます。

しかしそれもこれも、今後撮影する写真はそれで良いのですが、これまで撮りためてきた写真については位置情報が埋め込まれていません。さてどうするか? ちょっと暇に任せて手作業で埋め込んでみました。何の事はないAdobe Lightroomにマップ画面を表示させ、当時撮影したと思われるポイントに写真のサムネイルをドラッグするだけ。撮影場所が思い出せるのならわざわざ地図に埋め込む必要もない気がしますが、なんだかやり始めると止らなくなってしまい、愛車MINIの写真を数千枚ポイポイと。私の場合、同じ場所でアングルを変えて何十枚も撮る事が多いため、複数ファイルをまとめて処理できました。

何と言うか残ったのは一時の達成感だけのような気もしますが...。今回は ”そんなことも出来る” という実験ということで。それでも10年くらい経ってそれらの写真を見直した時、ちょっとした記憶の糸口にはなるかもしれませんね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)