Adobe Camera RAW 8.4 RC版が公開されてようやく5日程が経過するところ。公開されたと言ってもRC版ですから正式リリース版ではなく ”お試し段階” ということになりますが、Fujifilm XシリーズユーザーにとってはいよいよFuji純正のカラープロファイル対応とあって意味のあるバージョンアップとなるわけです。
Camera RAWが対応するということはすなわちLightroomの同時バージョンアップも目に見えているわけでして、恐らくLightroomでもPROVIA/Velvia/ASTIA/MONOCHROMEのフィルムシミュレーションが使えるようになるはずですね。それらのフィルムを使っていた者からすると懐かしき青春時代を取り戻せたようで少し嬉しいです。
結局、現像パラメーターをグイグイ動かしてしまう私からするとこれらのプリセットをそのまま使う事は少ないとは思いますが、調整前の指標としては十分良い仕事をしてくれそうです。いつもならRC版公開と同時にお試しに入る私ですが、現時点ではCamera RAWのみダウンロード可能であり、Lightroomは恐らく正式版リリースの頃かと思われますのでしばらく我慢ですね。
出来る事ならAdobeさん、再びSIGMA Foveon対応なんぞ宣言してくれると俄然盛り上がってくると思うのですけれどね。恐らくこれからまた数年は新型dpシリーズが追い風でしょうから...。