Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今度はゆっくり飛ばしてみよう

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diary5331

予てより問い合わせをしていたDJI Phantom用3DジンバルH3-3Dの脱力問題。セキドラジコンセレクトさんより再度回答がありました。ちなみに脱力問題とは飛行中にジンバルが気を失ったかのようにプラ〜ンっとなったと思ったらフッと息を吹き返す...そんな動作の繰り返しの事を指します。

前回問い合わせた時の回答は、「DJIさん既知の不具合で、次回のファームアップにて対応予定」との事でしたが、今回蓋を開けてみたら不具合とは言いきれない内容の回答でした。「全開で飛行させるとそのような現象が発生するためゆっくり飛ばしなさい!」と。

ふむふむ納得! とは言い難い回答ですけれど、多分日本代理店としての回答にこれ以上を望むのは難しいですよね。どちらかというとこれはDJIさんの設計の問題と思われますので...。

私の推測ではこの現象の発生原因はジンバルへの過負荷だと考えています。小型軽量モーターでGoProカメラを支えているところ、高速移動中はかなりの風圧が掛かり、まして旋回でもしようものならGがプラスされます。それでもこれまでの2Dジンバルであればそこそこ踏ん張ってくれましたが3Dジンバルとなるとモーターが1つ多いですから発熱問題が出てきます。事実3Dジンバルは飛行中でなくてもかなり熱くなります。恐らくこの熱もしくは過電流を検出すると安全のためジンバルへの給電がカットされ一時的にジンバルがうなだれモードになるのかと。

それにしてもこれでは使えないので困るのですけれどね。物理的に無理なら仕方がありません。私としてはファームウェアのリリース時期がいつになるのか? それだけが気掛かりでしたが、もし上記推測が当てはまっていたとするとメーカーとしてはこの安全装置を外すような、もしくはそのスレッショルドを上げるような事をすれば火災の原因になってしまいますから安易にいじってこないような気がしています。ネット上の話では本当に飛行中ジンバルから煙が出て燃えてしまった人がいるようですので...。

となると、この脱力問題の改善をジンバルだけに期待するのはほどほどにして、確かに自らの操縦を工夫する事も考えていくのが幸せな気がしてきます。全開にしないように心がける...出来ない事はありませんが確実な方法としてはやっぱりプロポ側にデュアルレートが欲しくなりますね。ちょっとお金を出せばFutabaの機能満載高性能プロポが買えますが、私としては最近のピカピカのロボットみたいなプロポより、Phantom純正のこのオモチャのようなプロポが好きなんですよね。最初は馴染めませんでしたが、慣れてくるとやけに愛くるしくなる。

で、想像してみました。いつかこのプロポにもデュアルレートやエクスポネンシャルが付いたらこんな見てくれになるのかな? と。数日前の写真と同じようで違う写真になっております。気付きますかね。

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