Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

空モノ大集合

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All Photo by inos

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昨日一昨日で私が気になった機体については書いてしまったので、ここからはホビーショー全体の様子を少しだけ。

模型やプラモデルの展示会ですから、車、バイク、飛行機、ヘリ、船、電車、乗物と呼べそうなものは大抵ありましたし、銃やガンプラみたいなものも並んでいるのですが、やはり圧倒的に多かったのが空モノラジコンでした。特にマルチコプターに使用する周辺機器や空撮目的のアイテムの充実っぷりと来たら...。昔はラジコンの中でもヘリコプターというと扱いや操縦が特に難しいとされてラジコンの頂点に位置するイメージがありましたが、今ではヘリなら飛ばした事はあるけど飛行機は無い!という人のほうが多そうですよね。

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マルチコプターや空撮に特化した製品が多かった中で、気になったのが上記プロポとFAT SHARK製FPV用ゴーグル。空モノラジコンの操縦に使用するプロポには大きく分けて2種類あって、親指操作のジャパニーズスタイルと、親指&人さし指操作のヨーロピアンスタイル。名称は定かではありませんが私は昔からそう呼んでいます!

私は根っからのジャパニーズスタイルなので一般的に想像される形のプロポを使用するのですが、スティックをつまむように操作するヨーロピアンスタイルの場合はプロポのサイズが一回り大きく角張った印象で首からストラップでつり下げた様は正に駅弁売りルック! 主にグライダー等を飛ばす人に多かったこのスタイルが最近は日本でも結構使われているんですね。これもマルチの影響と思われます。しかも上の写真のモデルはスティックをやたら太いレバー式にして、そこだけ見ると重機でも動かすリモコンみたい。慣れればこれが使いやすくなるのでしょうか。私はもうジャパニーズスタイルの癖がついているので今更怖くて変更出来ません。

一方Air craftさんで取り扱っていたのがFAT SHARK製FPVゴーグル。今所有しているPhantomをFPV化する時に購入を考えた製品で、視界を完全にシャットアウトしてFPV映像だけ見ながら飛ばすための専用ヘッドマウントディスプレイですね。本気でFPV飛行をするなら多分液晶モニターでは限界があってこのようなゴーグルで操作に没入する必要があると思いますし、それが最高に楽しそうですが、有視界飛行で育ってきた私からすると完全に視界をシャットアウトしてしまうのには多少の恐怖もあって、出来れば最近流行りのハーフグラスタイプのヘッドマウントディスプレイで有視界飛行とFPV映像の両方を兼ね備えた製品の登場が待ち遠しいところです。きっとそうなればAR技術とかも投入するのでしょうけど。

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ぽっと出のマルチコプターになんか負けていられない! とばかりに堂々たる姿で展示されていたのが老舗模型メーカーの出店。FutabaやJR PROPOはマルチにも共通しますから認知度は高いと思いますが、テトラ、斎藤製作所、OK模型、なども昔ながらの模型メーカー。展示自体も派手ではありませんでしたしインパクトも薄いのですが、20年ほどブランクのあった私にとっては少しホッとする名前ばかりでなんだか懐かしかったですね。今でも頑張っているんだなぁと。

ここしばらくは群馬県尾島町で開催されているRC航空ページェントにも行っていませんでしたから正直浦島太郎な私。今年は久しぶりに行ってみようかと検討中。

さて、今回のショーで製品以外に印象強かったのが子供向けのオモチャのヘリの数々。もう掃いて捨てるほど並んでいます。小さなものはこの場でも販売していますからお土産に買っている人も結構いました。多分子供が使う事を名目に一番楽しむのはお父さんなんでしょうね。

会場のあちこちでデモフライトエリアが作られていてスタッフの方の操縦であらゆるヘリが飛んでいました。正直、デモフライトならもう少し上手く飛ばせないものか? と飛んでいる時間より拾っている時間のほうが長い場面も多かったですが...。多分見に来ているお客さんのほうが上手い人は沢山いるでしょうね。それから大盛況だったのがフライトシュミレーターの体験コーナー。Futabaさんの製品もJRさんの製品も、絶えず順番待ちの列が出来ていました。3Dフライトを軽々とこなす人がいてびっくりしましたね。今やあのテクニックはプロだけの技ではなくなってきましたね。

ともあれ、誰でもラジコンヘリが楽しめる時代、間違いなく国内でも飛行規制が厳しくなる未来を感じたのであります。

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コメント

  • Comments ( 2 )
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  1. こんにちは。

    目の毒のオンパレードなので目が取れました。

    マルチの高級機は、プロペラが微妙に内側に傾いてますね。
    車で言うトーインなんでしょうか?

    スティックは、指がプルプル震える人はつまんだ方がいいみたいです。
    私は純国産の日本人なので、基本的に親指で勝負してますが、
    飛行機で、パターンをするときはヨーロッパ人になります。
    瞬間的に動かすときは一本で、ゆっくり確実に動かすときは二本です。

    名付けてハイブリッド操縦です。

    仲間内の大会で、昔のエンジンヘリで5分間対面でホバリングして、
    動かない方が偉い競争で優勝したことがあります。(といっても7名ですけど。。。)
    簡単そうですが、5分間ピッタリ止めるのは精神的にとても疲れます。
    上下左右の移動は約10cm以内です。

    ヘリに復帰されるのを待ってます。

  2. Thunderbirdさん

    目、取れちゃいましたか。。私も現地で取れそうでした。

    プロペラが内側を向いているのはやはり安定性が増すのでしょうね。
    小型機でそれをしないのは、きっと小さくなるほど建て付け精度が求められるからと考えています。

    スティックをゆっくり動かす時は指二本ですか、しかも指一本と使い分けのハイブリッド!
    私はいまいち感覚が掴めなくて出来そうにありません。
    ニュートラルがわからなくなりそうです!

    ラジコンって飛ばした後はぐったりしますよね。5分のホバリングですか。
    Phantomでさえ撮影本番!と思って飛ばした時はバッテリー3本目くらいで集中力が落ちているのがわかります。
    だからもっと長く飛ばしていたい気持ちはあっても、多分私は集中力的に無理ですね。

    ヘリはJRの小さなFORZA が気になっていたりしますが、ダメですダメです。
    色々計画もありますし、お金が続きません!

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