Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

残こしたい傾きと安定させたい揺れ、絶妙なセッティング

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All Photo by inos

あのDJIさんがPhantomで安定した空撮が出来ます...なんて言っていた頃、いち早くアナログ電波でFPVを実現していたのがTeam BlackSheep。

今やドローンなんて誰でも飛ばせる時代。だから面白さが半減してしまったという点は否めませんが、おかげで一時期に比べるとドローン人工が頭打ちとなり安定した気がします。今から始めよう...という話を近くでは聞かなくなりましたね。

さてそのTeam BlackSheep、近ごろのアップされた動画を見ていたら何やら魅力的なジンバルセッティングをしていました。映像の安定性からして3軸ジンバルである事は間違いないのですが、ロール方向のZ軸のみ半固定にセットされているのです。

一般的に3軸ジンバルで映像を安定させると、ピッチ軸、ヨー軸、ロール軸が全て固定される為、機体がどう傾こうが水平垂直がキープされ、良く言えば安定映像。しかしピッチとヨーはともかくロール軸が固定されるのはとても不自然で、機体が傾いて旋回しているのに景色は常に水平なのでバンクを感じにくいのです。

その点がジンバルの大きな欠点と言いますか、気持ちわるさだったりジンバル臭さだったりしたのですが、この映像を見る限りロール軸は完全に固定されておらず機体のバンクは感じつつも映像は安定している...。どういうジンバル設定を行えばこの動きが実現出来るのでしょうね。このテクニックをハンドジンバルにも応用出来れば地上でもかなり自然な安定映像が撮れると思います。

 

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