Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

絶対的にいいカメラですけども

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All Photo by inos

diary5495

先日六本木を歩いた時、せっかくだからとミッドタウンに立ち寄ってFujifilmスクエアを見てきました。目的は一つだけで、まもなく発売されるX100Tのアドバンスドハイブリッドビューファインダーとやらをこの目で見たかったから。

私の愛機X100Sもこのシリーズでは既に2世代目なのでほぼほぼ完成の域に達していて不満は少ないのですが、3世代目となる100Tはカタログスペックだけ見ると文句の付けようが無いくらい細かなところをブラッシュアップしてきている模様。

デザインとかロゴのレイアウトとかはこの際置いておいて、機能面や使いやすさは確かに洗練されました。光学ファインダーの一部に電子ファインダーをオーバーレイする斬新な機構はそれだけでも買う価値があると思いますし、2世代目よりステップ間隔の狭まった絞りリングも使いやすそうですし、キラキラ過ぎて好きになれなかったシャッターボタン周りのパーツも程よくスモークが掛かりましたし、電子シャッター内蔵で絞り解放でもND無しで使えそうですし、背面の十字キーがファンクションボタンとして機能割り当て対応になりました...。

他にも数々の改良点がありますが、本当のところ私の心に響いたのは、アドバンスドファインダーと電子シャッターくらい...。いえ、悪いわけではないのですがこれで私の写真生活が大きく変わるかというとそんな事はなさそうという感想。勿論今から購入するなら多くの方が新型を選ぶのでしょうけれどね。

1点だけ譲れないところがあるとすれば、2世代目で実装されたEye-Fiカード on/off機能が省略されている事。つまりEye-Fiのワイヤレス転送機能をOffにする機能が無いのでカードを入れて電源を入れると常に通信をしようとしてバッテリーの消費が早いだろうという予想。Eye-Fiカードは結構大飯食いなのです。この3世代目からはWi-Fi機能が標準装備されているためEye-Fiに頼る必要が無くなったとの判断なのでしょうが、標準のWi-Fi機能ではRAWファイルの転送に正式対応するかは未定との事で、となればRAWをワイヤレス環境で現実的に転送出来るのは2世代目だけということになります。

私のようにテーブルフォトのような撮り方をする場合は三脚からカメラを外さずワイヤレスでファイル転送を行いその場で仕上がりをRAW現像ソフトで確認しながら撮り直しを行うわけで、アングルを変えずに光の当て方だけ変更したいような時にカメラを動かすわけにはいきませんからね。まあ普通はこのカメラをテーブルフォト目的で使わないのでしょうが、私にとっては唯一の50mmレンズが使える(テレコン装着時)カメラなので重要な要素なのです。

ともあれ、昨日まではハッセルの話題、今日はX100の話題を出しておきながら、気持ちは全然違うカメラ?にあるのですけどね。日本では来年発売になるかも?ならないかも?なんて言われていますが。私にとって重要なのはもっともっと持ち歩きやすいカメラですので...。いよいよiPhone卒業かな?なんて考えています。もうわかっちゃいましたかね。

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