Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今日何を見ましたか?

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All Photo by inos

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本気で撮っている人も沢山います。時には有名芸能人でも来たのかと思うくらい連射で撮っている人もいて驚きます。秒間何コマも撮らなければチャンスを逃すほどここから見る景色に動きは無いはずですが、HDR合成とかのモードで撮ると今どきのカメラは高速ブラケティングを行うのかもしれませんね。

何にしても、写真を撮るという行為に魅力を感じ沢山の人が色々なチャレンジをしているのは嬉しいですね。戦争に行くような格好で一眼レフカメラを何台もぶら下げているがたいの良いオジサンが撮る写真が必ずしも評価されるとは限りませんから、華奢な女性でもアイデアや感性を発揮出来る今は100年近い写真歴史の中でも革命に近い時代だと思います。

ただせっかくなら窓の外だけでなく自分の周囲にも目を向ければ、美しい景色にプラスしてその日の変化や自分の目で見た現実も含めて写真に残せるんじゃないかと感じる事が多いです。

一番上に掲載したような写真は確かに奇麗ですが、後に振り返った時、いつ誰と見た景色なのかを思い出すには色々要素が足りませんし、奇麗という事以外に伝わるものが無ければ、昨日見た夕日も一昨日見た夕日も大差ない事になってしまいます。

私が昔モノクロ写真しか撮らなかった数年に学んだのはそんな事でした。モノクロでは夕日の美しさは伝え難いですから、それ以外の要素を自然と詰め込むようになりましたし、仮に夕日だけを撮るならそれが朝日とは違うという点をどうすれば表現出来るか考えたり。

以前、「写真は言語だ」みたいな事を書きましたが、最終的には受け手(見る人)がそこに価値を見出すものです。だとしたら写真に出来る事は、見る人に考えるきっかけを与える事じゃないかと思います。

その写真を見て「○○を感じました」とか「○○について考えさせられました」とか「○○さんっぽい撮り方だよね」なんて言われたら、写真言語として大成功じゃないでしょうか。

diary6261

コメント

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  1. By カネキチ~

    カネキチ~です。
    過去ブログに書き込むと、ご面倒をお掛けしますから、こちらに~。
    なるほど後で現像を行えば良いのですね、でも、RAWは、データが巨大なので・・・。すぐにHDDがイッバイになりそうですね、又過去のデータも大切ですがHDDは、信用が出来ないので、保存を考えなくてはなりませんね。QV10の頃はFDDに何枚か、入りましたが。
    ブログなので、趣味、今の思考で行かないと、続きませんよ~でも、感心しています。ご自身のマイペースでどうぞ。

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