グッドデザイン賞を受賞したのかエントリーしていたのか詳細は定かではありませんが、先日そのようなコーナーにTechnicsの高級オーディオが並んでいたのが目に付きました。C700シリーズと呼ぶそうです。
一度はオーディオ界から名前の消えたTechnicsがここ最近復活したとの噂は聞いておりましたので、あの ”まじめ一直線” だったメーカーがどんな感じに生まれ変ったのだろうと気になっていたところでした。見た感じ、良い意味でそのままな雰囲気に安心しました。Made in Japanの丁寧な造りというか...。
昔は私もホームオーディオに凝った時期がありまして、高級なものは買えませんでしたがスピーカー何ぞ設計したり作ったりして遊んでおりました。その当時気になっていた市販スピーカーの一つがTechnicsのフラットコーンスピーカーでしたね。コーン紙が真っ平らでなんて美しいユニットだろうと...。今でも探せば当時のカタログが何処かに保管されているかも知れません!
高校生から専門学校生くらいの頃でしたがスピーカーについては自分でも感心するくらいよく勉強していたので、フラットスピーカーって剛性が弱くて分割振動が起こりやすいだろうから高調波歪みとか出やすいんじゃないか?とか色々考えましたね。今調べたらこの振動板の後ろにはカップリングコーンがあるようなので恐らく一般的なユニットよりむしろ剛性は高いくらいじゃないかと...。同軸に配置されたツィーターも面イチですからかなりの精度で位相が合わせられるのでしょうね。クロスオーバーのポイントは多少なりとも乱れるでしょうが...。
今回のフラットスピーカーもちょっと気になる存在ですね。見た目は昔ながらのSB-RX70のほうが落ちついていて好みですが、Technics復活の注目製品というならばぜひ頑張って欲しいです。
こんにちは。
ビクターの高級機やダイヤトーンの復活など、最近になっていい噂がありますね。
私も小学生の時に、町内の電気屋さんからダイヤトーンのフルレンジ16cmスピーカーユニットを買ってきて、
箱を作って音の違いを感じてました。
隣が大工さんだったので、材料は端材をただで貰って自分でカットして作りました。
同じスピーカーでも、木の材質や大きさ、形状の違いで音に大きな違いがあり、
長岡さんの本を参考に、難しい計算式や漢字を飛ばしながら読んで研究しました。
最近ではフォステクスの8cmスピーカーを使って、小さいバスレフ型を作りました。
性能的には良くなくても、自分で作ったのはいい音に聞こえます。
自分で作る楽しさと満足感ですね。
Thunderbirdさん
こんにちは。
ダイヤトーンはP610ですかね。
私も常に憧れがありましたが16センチは私の狭い部屋には大きすぎて
いつもフォステクスの10cm派でした。アルニコマグネットのF120Aとか使いましたが、
やっぱりFE103の紙臭い音は捨てられませんね。今でも手元にこれだけは残っています。
長岡さんの本...もはやスピーカー自作派の教科書ですよね。
私も今となっては計算式と漢字を飛ばして読む事になりそうですw
久しぶりに古いCDを自作スピーカーで聴いてみようと思います。