Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ようやく価値が分かってきたところ

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All Photo by inos

diary5497

例えば近所の公園とか、街の交差点とか、お気に入りのカフェとか、見慣れたはずの景色の中でふと足を止めてみる事があります。歩いたり走ったりしていては見えなかったものが目に飛び込んできます。自分が動いていては気付かなかったものがあったのだとその時初めて感じるのです。

そんな見たままの景色を写真に収めるとしたら50mmレンズが使いやすいと最近ようやく分かるようになってきました。35mmではパースがつきすぎて感じたままを形にするには少しデフォルメされてしまい、70mmを超えてくるとドラマチックすぎて別の感情が見え隠れしてしまう。50mmって確かに絶妙な焦点距離だと思います。

もし今がフィルムカメラ全盛期なら、お気に入りのカメラボディと50mmレンズ1本あればもう他に何も要らない...かも。

コメント

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  1. そうなんですよ。50mmって結構基本なんですね。安価で明るく良いレンズあるし。
    望遠や広角レンズに拘り過ぎて、自分の写真、画作りが崩れたときに戻ると良いレンズですね。必要に応じて自分で寄る、下がると忘れていたものを思い出します。

  2. kuriさん

    よく写真学校などでは「まずは50mmから」みたいに教えると聞いていますが、それが実感として分かるようになるには随分時間が掛かるのでしょうね。誰にでも万能なレンズというものは無いでしょうから、もしかすると50mmって使い難いよ!と感じ続ける人もいるのかも知れませんが。

    私も30年近く写真を続けてきてようやく分かり始めたところですから、人より随分遅く..お恥ずかしい限りです。

    立体感や遠近感を二次元でしか残せないのが写真ですから、奥行きを表現するのには遠近法かぼかしくらいしか無い訳で、その両方を上手いところでバランス出来るのが50mm付近なんでしょうね。だから広角っぽくも望遠っぽくもなると言われるのかなと。

    確かに明るいレンズや安価なレンズも豊富ですね。いつかはSummiluxなんて欲もあるわけですが。。

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