Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

潜水艦みたいな生き物

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All Photo by inos

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昨日の目的地に設定したのがここ。アクアリストの聖地 ”美ら海水族館”。日本には他にも沢山の水族館がありますが海水魚ファンにとって美ら海だけは別格なのです。なんたってサンゴの本場沖縄が誇る施設ですからね。一生に一度は行ってみたいと思っていた夢が今回実現しました。

圧巻はやはり世界最大級とされるこの巨大水槽。深さ10m・幅35m・奥行き27m、容量7,500m³というとてつもない大きさの水槽は厚みが60cmもあるアクリルパネルで出来ているのだとか。それだけでもギネス記録だというのに、そこで飼育されているのがこれまた世界最大の魚類と言われるジンベイザメです。そりゃインパクトありますよね。

尾びれのサイズが人と同じくらいと思うと恐ろしく大きいことがわかりますが、これでもジンベイザメの中では普通サイズのようで、大きくなると12メートルを超えてくるのだとか。このサメは餌を採る際に口を水面に向け垂直の姿勢をとるため、その際尾が水底をこすらないよう水槽の深さは10mとされているそうで、ということはここで飼育されているのは8メートルくらいでしょうか。これ以上大きくなったら海に戻すのでしょうかね。肉食ではないという事で少しだけ救われます。

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この水槽は大型の生体ばかりを集めているようで、マンタだって負けてはおりません。どうやらこの巨大エイ(マンタ)も大きいものは横幅8メートルにもなるそうで、ここで見たのは目測で3~4メートル。まあ周りが全て桁違いのサイズなので目測も当てになりませんけれど...。サメや他の魚とは違って、グライダーのように滑らかに泳ぐさまが見ていてとても気持ちが良いです。この日私はこの水槽の前で1時間ほど魚を眺めておりました。

餌付けの時間になるとこの水槽の周りには数百人という人が押し寄せ、もはやイベントが終わらないと帰ることすらままならない感じ。特に中国からの観光客の多いこと! 日本にいると沖縄というのはむしろ海外へ行くより割高な観光地というイメージですが中国辺りからだとどうなんでしょうね。

これを書いていて思ったのですが、これらの写真を眺めているとクリスチャンリースラッセンはこんなふうな世界観に魅了されてあのような美しい画を書き続けているのでしょうね。このスケールの水槽を見ているとその気持が理解できる反面、地球上で人間の存在の小ささを実感します。

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