Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

私ならアルミボディにホワイトバンド

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All Photo by inos

diary5715

出来るべくして出来たわけではなく、前に進まなければいけないという使命感で達成されたのが話題の時計 Apple Watchだと思っています。元を辿ればAppleさんは随分早い時期から名乗りを上げていたわけですが、形になるまでの間に次々多くのIT企業が参入し、結果的に競合ひしめく中に後追いでの発表となりましたからそのハードルは決して低いものではなかったはずです。ましてあのAppleさんですから世間の期待は高いわけで...。

世の中のいったいどれだけの人が、日常生活で心拍数や運動量を把握したいと思っているか、メールや電話の通知をiPhoneを取り出す前に知りたいと思っているか、スポーツニュースや料理レシピを時計の画面で確認したいと思っているか、はなはだ疑問ではありますが、あとはソフトウェア開発のアイデア次第。内蔵する各種センサーやiPhoneとの連携できっと想像を超える楽しい世界が待っているのでしょうね。

驚くのはそのお値段。4万2800円から218万円まで、恐らくこれまでAppleさんが発表してきたプロダクツの中で一番の高額商品なんじゃないでしょうか。決して4万2800円だって安いとは思いませんけど、218万円って。

でもそこはAppleさんも良く分かっていらっしゃいます。腕時計というものは時間を確認するための道具であると同時にファッションアイテムの一つであり、そこにステイタスを感じられる数少ないデジタルガジェット。上の写真のご夫人の腕に、ナイロンバンドのポップな時計では浮いてしまいますが、218万円の18KローズゴールドのApple Watchなら確かに違和感はありません。というかバッグの色などを考えてもとても似合いそうです。多分Apple Watchは男が所有していたら単なる物好きですが、女性が所有していたらちょっとオシャレに見えそうですね。そこはカメラにも共通しますか。

皆が持っているから私も欲しい。皆が持っていないからこそ私は欲しい。そのどちらの要求にも応えるべく、中身は同じはずの時計ですが仕上げと価格を工夫する事で幅広いユーザー層に対応させてきましたね。この戦略は今後新しいビジネスモデルとなりそうな気がします。

え、私は買うのかと? どうでしょう、先日まで全然興味ありませんでしたが、ちょっとカッコよく見えてきちゃったのは事実ですけれども。

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