今日は代官山にある蔦屋書店へ。これで梅田蔦屋書店、二子玉川蔦屋家電に続き3軒目のモダンリッチテイストな蔦屋さん。
週末にしては頑張って午前中から行動し、東京で用事を済ませた後は渋谷経由で代官山へ移動。天気もかなり怪しかった為、いっそ1日ここで過すくらいの気持ちで訪れた結果、店内を落ちついて ”物色” 出来ました。
お店の造りとしては、梅田や二子玉川と違い、書店スペースだけでも3号館まで別れており、更に自転車とカメラとカフェがそれぞれ独立した建物で構成されている為、アドベンチャー感はありますが規模は他に見劣りする気がしてしまいます。こちらは店内だけでなく屋外にもフリースペースが作られていたりオープンカフェのような造りになっているところを見ると、都会のど真ん中ならではの窮屈な感じを払拭すべく他店とは構造を変えているのでしょうね。
ただはっきり言えるのは、ここはやはり代官山。訪れるお客さんも皆オシャレですし、お店の前に停められた自転車もミニベロのようなスタイル重視のモデルを多く見かけました。私のトレンクルだってここに停めたらなかなかのものだと思いますが、自宅からだとちょっと遠いので電車で行きました．．．。
これだけの規模の書店となると、あらゆるジャンルの本が充実しているのは言うまでもありませんが、それだけにこの書店ならではのものも売っていて、ちょっと面白かったのは「ここで売っている本のデザインランキングをまとめた本」。つまり、この蔦屋書店で売られている本を紹介する本が売られているという事。他の書店ではまず考えられませんよね。
そこにも掲載されていた本で今日私が購入しようかどうか本気で悩んだものがありました。とある写真家さんの写真集なのですが、そのデザイン性にイチコロでした。なんと表紙と裏表紙が3mm厚のクリアアクリルパネルで出来ているのです。勿論内容もそれを活かした工夫がされているのですが、アクリルパネルを製本するという発想が面白い上に仕上がりが美しすぎて「うわぁ〜」と声を出してしまいました。傷が付かないよう厳重に梱包された在庫が残り1冊だけでしたので購入に踏み切るか店内で15分程悩みましたが、この後街の写真を撮るスケジュールにつき荷物を増やすわけにはいかず、”今日のところは” 見送りました。7,000円もしましたけどいつか購入してしまいそうですね。写真集で7,000円は平均的なお値段ですし．．．。他の本ならこのお店の場合買わなくてもその場で読めますが、こういった具合に ”デザインを持ち帰る” という話になると購入以外に方法はないですからね。
他に海外の写真家さんへのインタビュー記事をまとめた英字新聞も売っていましたから本当は買ってきたかったのですが、今日は休日ならではのゆっくりした写真散歩も堪能したかったですからね。この場では何も買わず良い時間を過させてもらったという思い出だけで．．．。
