Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2015(1)

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世間様は ”夏=フェス” みたいなノリがあって、今日も苗場はきっと凄い事になっているのでしょうね。私もテント持参でそんなのに参加してみたいですが、気力と体力の関係からお昼前に目を覚ましても間に合うフェスに行ってきました。”HandMade In Japan Fes 2015”。

今年も東京ビッグサイトで開催されているこのイベントは、全国から5,000人のクリエイターが集まり、4,000もの出展ブースからなる超巨大作品展。気に入ったものがあればその場で購入も出来るからして巨大フリーマーケットのようにも見えます。私は今年が初めての参加となりました。

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入場口となるセンターアトリウムでは所々でワークショップが行われており、申込をされた方が何やら色々作っておりました。主にアクセサリー関係が多かったように感じましたが、木製のマグカップ、Tシャツ、キャンドルなどもあったようです。

ところが、じつはここにたどり着くには皆さん相当な苦労がありまして、何かのトラブルがあったのかもしれませんが、チケット売り場は長蛇の列でした。どれくらいって、そりゃもう数百メートルといっても過言ではないくらい...。人気イベントに列が出来るのは当然としてもあそこまで並んでいるのは始めて見ましたね。

私も前売り券を持っていなかったので列の最後尾に並んだわけですが、遠くから聞こえる係員の小さな声に耳を澄ませると、WEBサイトのPassMarketからチケット購入が出来るとの事。早速iPhoneからアクセスしてWEB決済。その後は長蛇の列を横目にものの3分で入場出来ました。後で聞いた話では長い人は1時間以上も待たされたのだとか...。皆さんスマートフォン持っているのならWEBチケットの購入をお進めします。明日参加される方はご参考に。

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このイベントはあらゆるジャンルの作品が一堂に会して展示されています。「ファッション、アクセサリー」「バッグ、財布、ケース」「家具、インテリア」「アート、イラスト」「雑貨、人形」という具合に。一つのブースはせいぜいタタミ2畳分くらいですから規模は小さいのですが、それが4,000ブースもあったらそりゃ大変な騒ぎですよ。いったい何処から見れば良いのか? そして自分が見たいものはどこにあるのか?

今回このイベントに足を運ぼうと思った理由はただ1つ、テラリウムやプランツと呼ばれるような緑の展示への期待と、それに適した各種容器、そしてそれらの展示方法への工夫を見てみたかったから。ですから到着後直ぐに始めたのは数あるブースの中から植物を扱うブースのハシゴ。

そして一件目で見つけてしまったのは苔テラリウムを販売する道草さんブースのガラス容器。あれ?つい最近何処かで見たような...? 係の方に聞いてみるとやはりこれらのガラス製品は先日私が渋谷ヒカリエで見つけた「小泉硝子製作所」のものと同じでした。やはり皆考える事は一緒ですね。こうして見ると想像通りこのガラス容器は緑が映えますね。透明度の関係でしょうか。追い討ちをかけるように係の人の一言「ちょうど今、小泉硝子製作所さんがセールやってますよ」。まずい事を聞いてしまった気がしました。

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やはりこういう場ですから、同じ緑でも見せ方の工夫が面白いですね。試験管のような容器を一輪挿しのように使用して上から吊るしてみたり、調理用の泡立て器を使ってみたり。発想の柔軟さに頭が下がりますね。購入してみるのも良いのですが、私の性格からして少しでも自分で作った!という達成感を味わいたいので、次なるステップの参考にさせて頂きます。

王道と思える陶器の鉢ですが、こういうのはどういった植物にどういう形を組み合わせているかという点が凄く参考になりますね。鉢だけ見たら奇麗なもの可愛いもの重厚なものいろいろあるのですが、植物と組み合わせた時にお互いが上手く存在を引き立てるような組み合わせ...なるほどなぁという感じです。見た目だけで言えば高さのバランスって重要なんですね。

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結構好きだったのが、流木ベースに植えるというアイデア。あくまで流木ですから自然界の力で作られた偶然の産物。だから常に理想の形が手に入るとは限らないところ、ここで展示されていたのはどのベースも実に芸術的な流木ばかり。話を聞いてみるとやはり人工的ではなく何処かの川で入手している自然なものだとか。「お、これは良いデザインになりそう」という判断が河原でつくのが凄いですね。拾っている時は都合よくこのサイズではないでしょうから、きっと拾ってきてから丁度良いサイズにカットするわけですよね。カット部分が底面になるように...。ということは仕上がりをイメージして拾い集めるわけで。

その他、苔でジオラマを作る! 最近流行りの見せ方ですね。あの小さな人形が欲しいのですが何処で売っているのでしょう? そういう話を聞いてくればよかったです。

浮き草の写真を撮る事に集中してしまい肝心なポイントを見逃していたのですが、寄せ植えと書かれたこの浮き草、なんと ”100円” だったのですね。自宅のテラリウムに浮き草があったら可愛いだろうな? と思っていたので買うべきでしたね。こういうのは探しに探して買うよりも、ひょっこり出会ったきっかけで買うのが楽しいですから。そしてもう一つ購入しておけば良かったと思ったのがキラキラのガラス容器。手前から二つ目の口の細いビン。縦横比が何とも言えない可愛さがあって、しかも微妙にブルーとパープルのグラデーション入り。ただいかんせん、会場入りしてから数件目で見つけてしまった為、先ずは手ぶらのまま他のブースを一通り見てからにしようと思い、再び訪れたら既に売れてしまっておりました。1点ものですから仕方ないですね。しかも売れていたのは丁度私が目をつけたそのビンだけ。惜しい事をしました。

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展示の規模が大きい為、とても1日では紹介しきれません。明日はテラリウム以外のブース紹介が出来ればと...。

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