Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

水換えをしたら写真に撮りたくなる

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All Photo by inos

毎週日曜日は水換えの日...。水槽の水換えは丁寧に行うと案外時間がかかるので私は日曜日と決めております。使用する水は1.5km離れたスーパーで汲んでくるR.O.水。Marfiedの浄水器が置かれていますから多分信用出来るピュアウォーター。トレンクルのハンドルにぶら下げて一度に運べる最大容量はせいぜい6リットル程度。必然的に水槽サイズが決定します。

そう、我が家の水槽は海水魚飼育にはちょっと小さめの ”横幅310x奥行き190x高さ260” というアクアシステム ルノアール310。 水量13リットルですから、ライブロックや生体を差し引くと5リットル程度で約1/2の換水という計算。この手軽さが丁度良いのです。

手軽さという意味ではろ過装置も私は外掛け式が好きです。フィルター交換やメンテナンスの際にも蓋を開ければOKですし、ホースやジョイントが無い分シンプルです。我が家の水槽に設置しているKotobukiのProfit Filter Sはこれが3つ目、この型はすでに製造完了しているためアクアショップで在庫を見つけると処分特価になっており800円くらいです。インペラーを買うより本体ごと買ったほうが安いのです。

外掛け式フィルターを挟んで左側にはマメデザインのマメスキマー3とマメスイッチ、右側には温度計内蔵ボーメ計と給餌用パイプをレイアウト。マメデザインの製品は ”マメ” と名のつく通りどの製品も小型に出来ているため私のような小型水槽にも圧迫感なくスタイリッシュに設置出来る点がお気に入りです。しかもそのどれもが実用性抜群!。マメスキマーは誰もが知る高性能スキマーですが、マメスイッチの便利さと来たら...数日間家を留守にするような人なら実感すると思います。そして右側に配置した給餌用パイプは、産卵ケースを購入した時に付いてきた給水パイプなのですが、それをEVERESヒーター用キスゴム(吸盤)で固定したもの。このパイプの中に餌を落とすとサーフェーススキマー設置時などにもフィルターに餌が吸い込まれずに済みます。最近はミズタマハゼがここから餌が落ちてくる事を覚えてしまい、場合によってはパイプの中に頭を突っ込んできます。何か起きないうちにパイプの長さをもう少し短くしようと検討中です。

そして何といってもマメエコライト。以前より何度か当Blogでピックアップしてきましたが、その装着方法を示す写真が撮れていなかったので横からの画を撮ってみました。完全に壁に固定していて外掛けフィルターよりも後ろからスタンドが延びてくるスタイルですから、正面から見た時にスタンドの類いが全く見えず非常にすっきり収まります。水換えの際は水槽自体を前にスライドさせます。こんな時にも小型水槽は軽量ですから取り回しが良いです。

マメエコライトは60cm水槽でも十分な明るさが確保出来る高性能ライトですから、30cm程度の小型水槽には明らかにオーバースペックという気もしますが、そこは光を自在に操れるコントローラーのボタンをチョンチョンと押せば丁度良い明るさに調節可能。今は45%程度の輝度に落として使用中。飼育する珊瑚の種類などに合わせて自由な光が手に入ります。以前は蛍光灯飼育だった私ですがこのライトに変えてからライブロックに生えている小さな海藻(水草?)が明らかに成長し始めました。やはり蛍光灯とは光の質が全然違うからでしょうか。珊瑚の色揚げには色温度が高いほうが良いと言われているため、今はかなりブルーに偏らせた数値にして毎日見守っています。

ただ一口に色温度といっても人間以外の生体を考えてみると、RGBのバランスを変える事で人の目にはあらゆる色に変化したように見えますが、例えばレッドとブルーを足してマゼンダ見えたとしても、もし人間以外の生物が光そのものの色を認識出来るとしたら、それはレッドとブルーの2色の光が届いているという事になりますから生物にとっては色温度が変化したという事では無いのかも知れません。それよりもむしろ、生体が自然界で育つ環境を考えた時、届くはずの無い色、例えば深海であればレッドやオレンジは届き難く、浅瀬であれば比較的バランスよく全ての色が届く...といった具合に、生体の生存域に合わせ不必要な色を抜いていくという観点で調光すると自然な色が作れるのかも知れません。

これまでの蛍光灯やメタハラでは考えもしなかった生物の不思議が発見出来そうなマメエコライト。奇麗なだけでなく、奥が深い分、色々な可能性が感じられます。

R=35、G=35、B=210、Y=35、B=210、V=100

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