Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今が未知の時代だというなら、日常に敏感でありたい

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diary6034

スマートフォンがあれば自宅の電話は要らない...。インターネットがあればテレビは要らない...。お菓子があればご飯は要らない...。いえ、これはどちらかというと悪い傾向な気がしてなりません。あの映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーの中にさえスマートフォンなんて出てきやしないのだから、私達が生きる現代は更に先を行っているという事です。これより先はあの頃想像も出来なかった世界という事ですから慎重に進まなければなりません。

まあ、そんなに先の事とは言わずとも日常的なスマートフォンのマナーで私は前々から気になっている事があります。それがズバリ ”マナーモード” の使い方。

所謂人前で大きな音を出さないようサイレントモードにしてバイブレーションのみで着信を知らせるというアレ。恐らく100人中99人は毎日使っている機能だと思うのですが、実はあの機能、案外サイレントではないと感じる事が多いですよね。よくあるのは、机の上にスマートフォンを置いたまま離席、そこへ着信すれば微震動を引き連れて机全体がフラットスピーカーと化します。私はあの振動が気になって仕方がないのです。

まだ着メロでも鳴ってくれていたほうがメロディの違いで個人を特定出来るので少なくとも自分のスマートフォンの音ではない!と判断出来るのですが、バイブレーションのパターンは携帯端末のメーカーごとにほぼ同じですから、一度振動が始まれば同機種の持ち主は「もしや自分のが鳴っているのか?」とポケットを擦って確認する始末。親切なようでなかなかたちが悪いと感じる機能です。

マナーモードをONにしているからマナーが良いわけではなくて、他人に迷惑を掛けないよう心がけるのがマナーだとすれば、せめて携帯端末はハンドタオルの上にでも置いて頂けると皆安らぐんじゃないかと思う今日この頃。それくらいの気配りは30年前に想像せずとも、今考えれば出来る事ですよね。

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