Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

楽しいを通り過ぎてからが楽しい

By
All Photo by inos

diary6046

フィルム時代と比べたら今はカメラや写真を趣味とする人がどれくらい増えたのでしょう? たぶん3倍とか5倍とかの話だと思います。スマートフォンで写真を撮るようになった事を考えると、写真人口は家族の人数分増えたことになりますね。昔はカメラはお父さんが持つもの!と相場が決まっていましたから。

ある程度自分のカメラに慣れ仕組みを理解してくると、人様の写真が気になるようになり、自分も見栄えのする写真が撮りたくなります。カメラを操る事が楽しくて、被写体を求め遠くまで出かけるようになるのはこの頃です。レンズをとっかえひっかえ交換したりカメラの撮影モードを切り替えたりして...。雑誌や絵葉書で見たような写真を想像しながらシャッターを切る...。

例えが適切かどうかは分かりませんが、これって私のような地方出身者が学生の頃東京に憧れて上京する心境に近い気がします。渋谷や原宿の華やかさに影響されて自分もいつもより派手な服を買ってみようかな? みたいな。それが本当に自分が思うオシャレで自分らしさを表現できているかは後になってみないと分からないんですけどね。

ただ一つ言えるのはそういった華やかさに憧れ楽しむ時期は無限ではなくて、誰しも歳を重ねれば見た目も考え方も落ち着いてきます。その点も写真に似ています。

沢山持っていたレンズは結局35mmや50mmあたりが常用となり、大きく重たいカメラは持ち歩かなくなるので小型カメラへ移行。遠くまで出かけなくても自宅の庭先に来る猫だって十分可愛くて何気ない日常が少し違って見えてくる。それなら後処理による特殊効果など使う必要もなく。

さて、ここからです。写真が楽しくなってくるのは! 人に例えたら第二の人生みたいなところでしょうか。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)