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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ネットワーク時代に見るホームオーディオのあり方

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diary6163

OlasonicのネットワークプレーヤーNANO-NP1を導入しました。ヨドバシカメラのポイントがたっぷり貯まっていたので全額ポイント支払いで結果的にプレゼントされたようなもの。

写真で言うと2段重ねの下が以前購入したアンプで、上が今回購入のネットワークプレーヤー。オーディオファンにはネットワークプレーヤーというワードはお馴染ですが世間的にはどれくらい認知されているのでしょうか。

簡単に言ってしまうとホームネットワーク上に設置されたDLNA対応ファイルサーバー内の音楽ファイルを再生する装置。基本操作は全て専用アプリをインストールしたスマートフォンから行うためプレーヤー本体にPlayボタンなどはありません。だから見た目がとてもすっきりしていて一見何をする装置なのか分かりませんね。

私もネットワークプレーヤーを導入したのはこれが初めてなのでいろいろ手探りで環境構築をしてみて分かってきた事があります。ネットワーク上にある音楽ファイルをこれで再生するという解釈に間違いは無いのですが、プレーヤーが主体でサーバー内のファイルを拾ってくる...という私なりの捉え方には少し誤解がありました。

あくまで主体はモバイル端末にインストールするコントロールアプリ。アプリを起動したらネットワーク上に接続されているサーバーとプレーヤー(レンダラー)を選択し、それから好みの音楽ファイルをチョイスするという流れ。つまりアプリは操作の指示を出すだけでなく、使用するデバイス選択をも行う。

普通はサーバーもプレーヤーも1台ずつでしょうからそれほど不思議に感じないのですが、例えば自宅に3つのサーバーと3つのプレーヤーがあったとしたら、アプリを起動した時点でそれらが全て見えてくるわけです。その中から今日はリビングにあるサーバー内のファイルを寝室のプレーヤーで再生しようとか、子供部屋のサーバーのファイルをリビングで再生しようとか、スマートフォンの操作で縦横無尽に組み合わせられる...。サーバーもプレーヤーもどちらが親で子供でもなく、”選ばれる身” という意味ではあくまでネットワーク上で対等な立場というわけです。だから操作するアプリケーションもあらゆるメーカーのものが使えて、A社のサーバーとB社のプレーヤーとC社のアプリでOK! 操作性や好みに合ったものを選べば良いのです。

そして我が家はというと、とりあえずはこのプレーヤーから音が出るようにはしました。ネットワークオーディオの特徴は、組み合わせる機器の対応する規格(ファイル形式とか)、ネットワークでの正しいセッティングの2つが完璧に揃わないとうんともすんとも音が出ないという事。

私はまだ音楽鑑賞に適した(静音設計の)ファイルサーバー(NAS)を導入していない為、手始めにMac Book ProにDLNAサーバーアプリLogitech media serverをインストールして使ってみました。Macは自宅のWi-Fi環境に常時接続ですから、部屋の中にMacがある限りiTunes内の音楽ファイルをワイヤレスで聴ける計算です。帰宅する → iPhoneのアプリを起動する → 音楽ファイルを選択する → ホームオーディオから音楽が流れる。というフロー。

とりあえずはここまで完成。ただ常にMacがスリープしないようノートPCなのにディスプレイが閉じられないとか、モバイルアプリの使い勝手が悪いとか、サーバーは常時給電しておきたいとか、色々課題があるので順を追って解決していくつもりです。まずは簡易NASの手配でしょうかね。

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