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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

FUJIFILMは5年でファンを作った

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All Photo by inos

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100人のフォトグラファーの作品が六本木に集まっています。X100の誕生から5年を記念するFujifilm Xシリーズの写真展、100 X-Photographers。昨日足を運んでみました。

来月に発売を控えたXシリーズの最新作から現行機種の全モデルに触れる事が出来、いよいよXシリーズも完成の域に達した事を実感。X-Pro2なんてほぼ言う事は無い!という仕上がりですね。見た目の可愛さとサイズ感はX100Tが上手ですから、私的には100Tが防塵防滴になってくれて、電源を落とした直後の再起動さえ安定すればX100Sからの乗り換えが視野に入ってきます。

防塵防滴って砂漠や大雨の日に使わなくても結構重要なんですよね。特にXシリーズのように光学ファインダーがあるといつの間にか内部に埃が入っていたりして...。今回のPro2はそのあたりの対策にも抜かりないようで。

写真展のほうも実に素晴らしかったです。プロの写真展、それも100人のフォトグラファーの作品ですから、個性溢れる一方で見せたいもののテーマがはっきりしているのが特徴。「私はこのテーマをこう見せる」と説明を受けているかのよう。そこが素人のフォトコンテストと違うところ。

普段こうした写真展に出向いても「ああよくあるネイチャーフォトね」とか「とにかく人と違った事がやりたいのね」という感想をもつ事も少なくないのですが、今回はなかなか見ごたえのある内容でした。思わず立ち止まって「う〜ん・・・」と声に出してしまうくらい感動に値する作品が多かったです。

もしかするとXシリーズを使うような写真家さんは仕上がりのクオリティやカメラの性能では語れない所に写真の魅力を感じる人が多いのかもしれませんね。そうでなければCANONやNIKONのように狙った標的は確実にしとめる!みたいなカメラだって世の中にはあるのに、あえてFujifilmのカメラを選んでいるわけですから。作品にそれが現れていて当然なのかもしれません。

私もX100Sを使うようになってから少しだけフィルムカメラの頃の感覚で撮るようになった気がしています。ファインダーを覗いて撮っている事、面倒なメニュー設定等殆どいじらずに済む事、この2つが大きな要因だと感じています。

カメラをいじっているのではなく写真を撮っているという感覚...。

いつも忘れないようにしている事。写真を撮りに何処かに行く!じゃなくて、何処かに行くから写真を撮る!という点。ここさえ間違えなければ自分らしい写真になると思います。

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