Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

身近になったアイテム

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All Photo by inos

diary6339

YouTube動画等を見ていると最近は大げさな手ブレが気になるようになりました。アクションカムに代表されるお手軽カメラは年々画質が向上して今や4K記録が普通に出来る時代、一方でカメラ本体は非常に軽量ですから撮影時の揺れや振動を拾いやすいのは当然といえば当然。

一昔前ならカメラ内電子手ブレ補正機能を活用して若干画質を犠牲にしても手ブレを減らす努力をしたものですが、その後画質低下を最小限に抑える光学手ブレ補正が一般的になり、今は3軸ジンバルが大流行。ブレと揺れは違うので、これまでカメラ本体ブレ補正ではどうにもならなかった極端な動きもこれがあれば嘘のように吸収されて、小走りで撮影したムービーなどもはや浮遊映像。

ただこのアイテムは良くも悪くも安定しすぎるので、ステディカム的なフワフワ感とはちょっと違いますね。ステディカムくらいの振り返しが再現出来ると躍動感ある映像になるんですけどね。

さてこうした3軸ジンバル。今や2kg弱の一眼レフカメラに対応したモデルも10万円そこそこで購入出来てしまいます。使う立場で言えばとても嬉しい事ですが、こと三脚メーカーやスライダーメーカーさんは心中穏やかでない...状況とお察しします。だってこれさえあれば子供に持たせても三脚並みの安定感がありますから少なくともビデオ撮影においては圧倒的に三脚の出番が減ります。また、カメラアングルを固定するモードを活用すれば柔軟なスライダー動作も可能となり、大掛かりな機材を持たずしてジンバル一つで色々な撮影が出来てしまう...。

まだまだ発展途上な部分もありますが今日まで進化のスピードは目を見張るものがありました。消費電力が小さく出来れば更なる小型軽量化も進むはずで、今後ますます注目のアイテムである事は間違いありません。差し当たり今年は360度カメラとジンバルの組み合わせが流行りそうですね。

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