Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

GARMIN、Googleと相性良し

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All Photo by inos

午前中の歯医者での治療で麻酔が効いたまま調布野川公園までトレンクルでポタリング。今日も炎天下の中25km程を走行しました。

Garmin Edge 205はGPSと言えど地図を実装していない為、目的地までを方角と距離のみで表示。このアバウトな方向感覚が目的を限定しない自転車というラフな乗り物には最適な楽しさをもたらしてくれます。なんだかとってもアドベンチャー。でもいざとなればSiRFstar IIIチップによる誤差5メートル程度の高性能GPSサイクルコンピューターですから、知らない土地を走るのには頼もしいナビになる。本音を言えば、たまには地図が欲しくなる事もあります...。

さてそんなGarmin Edge 205ですが、地図が表示出来ないという事はナビとして利用する場合にウェイポイントの設定が出来ません。このあたりはナビ専用機では無くサイクルコンピューターですから仕方がないですね。したがって出かける前に目的地の座標をウェイポイントとして登録するわけですが、緯度経度情報はZENRINに代表される地図ソフトやGoogle map/earthを利用して調べるとして、そのデータをデバイス本体にインプットする手段として、これまでは本体に直接入力するか、パソコンと接続してGarmin GPSデバイスとの通信機能を持つソフトからデータとしてアップロードするかのどちらかでした。このあたりWindowsであればカシミール 3Dが有名で私も利用させて頂いていますが、MAC用のソフトは正直今まで調べた事がありませんでした。

日々の生活でMACの使用率が9割近いので、そろそろGPSのデータもMACでやり取り出来るよう環境構築しようと考えていたところ、いつの間にかGoogle mapから直接Garmin GPSデバイスにウェイポイントの登録が出来るようになっていました。Googleマップ上のコンテキストメニューから「この場所について」を選択し、「送信」 を選ぶと、ナビメーカーの中にGarminが表示されるようになっています。後はUSB接続したデバイスが表示されるのでアップロードするのみ。何と簡単でしょう!ただし、Garmin Communicator Pluginをブラウザにインストールする必要があります。

実際に走行してみたところ、登録したポイントは30メートル程の誤差がありました。2ヶ所を登録して2ヶ所ともでしたから、何かしら共通する原因がありそうです。400メートル近い誤差が出るなら測地系を疑うのですが、恐らくGoogle mapもWGS 84だったと記憶していますからその他の原因でしょう。そちらは今後の課題とします。

普段はEdgeとの連携で重宝しそうなGoogle mapですが、試しにカーナビとして利用しているnuvi250を繋いでみたところ、こちらとも問題なく連携出来ました。Garminのカーナビは地図が非常にシンプルで日本のナビのようなメタボリックな画面でないところが非常に使いやすいのですが、目的地を地図上で探すような場面では日本のカーナビに敵わなかったところ、今後はGoogle mapとの連携でとても便利になりそうです。

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