Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

こんなに期待される企業は

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株式の時価総額がマイクロソフトを超え、世界一のIT企業とまで言われるApple。確かに、家電メーカーにせよ、コンピューターメーカーにせよ、大衆がこれほどまでに注目する企業は他に例が無いかも知れません。そして昨夜もいくつかの新製品がスティーブジョブズ氏のいつもの口調で発表されましたね。

私が思うに、Appleという企業の凄いところは、小学生くらいの子供から、デザインや映像関係のプロフェッショナルな用途まで、幅広いユーザー層に偏り無く受け入れられるような製品作りを常に意識し形に出来ているという点です。そしてそれらは誰の目にも使いやすそうで、スタイリッシュで、作りの精度が良くて、将来的な拡張性が感じられて、何より持つ事の喜びがある、だからこそ老若男女問わず、手にするだけで少しお洒落になったような気にさせられるそんな製品。

一部の機能の性能差や簡単なスペック比較で結論を出したり、他メーカーと売り上げ競争に必死になるわけでも無く、まずは自社の中でとことん納得のいく製品作りに全力を注ぐ...そんなふうに見えるのはきっと私だけでは無いんじゃないかと思います。だからきっと製品開発の最高のライバルはあくまでこれまでリリースしてきた過去の自社製品なのではないかと。

とは言え、これまでリリースされてきた製品を振り返ってみると、その全てが爆発的ヒットに繋がったわけでも無く、必ずしも成功とは言えないようなモデルも多々あるわけですが、それをも上回る期待を次の製品に抱かせるところが他の企業には真似の出来ないところのような気がしています。

アンテナ問題であれだけ騒がれたiPhone 4が未だに予約待ちの状況というのですから、Appleのブランド力は名前だけでは無いように思います。

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