Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

次に望まれるのは4K60PとZ軸補正

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All Photo by inos

diary6636

夏だからきっと何かに使うよね!っていう理由でGoPro Hero4 BKからの更新を考え始めて数日。無理やり更新を検討する必要も無いといえば無いのですが、このクラスのスポーツカメラは現在成長真っ盛りなので、前のモデルが高く下取りしてもらえるうちに買い換えるとかなりリーズナブルに最新式を使い続けられるという発想。特に今回は新品の4K対応アクションカムFDR-X3000R購入にも関わらず、おつりがきましたし...。

昨年の春ぐらいまではドローンに関する世間の目もギリギリ許してもらえるレベルでしたので、空撮目的で装着するジンバルとの兼合いからGoProを使い続けてきましたが、今やドローンを飛ばそうと思ったら東京都から他県へと足を延ばさなければ実現出来ず、致し方なく空撮から足を洗う事になった以上もはやGoPro縛りも無くなるわけで...。

それでもこれまでは悔しいかなスポーツカメラ業界ではGoProの存在はワールドワイドスタンダードに君臨していたわけで、空撮をせずとも ”迷ったらGoProにいっとけ” 的な風潮があったのは事実。勿論そこはアウトプットされるコンテンツのクオリティもしかり。

しかしいつまでも国内メーカーがそれを許しているはずがありませんよ! GoPro以外で世界を見てみましょう、観光地で外国の人々が手にしているカメラは端から日本製ですから。限られたサイズの中でやれる事は全部やりましたと!と意気込みが感じられる全部載せアクションカム。見よソニーさんの底力。

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一番大きな進化はやはり空間光学ブレ補正である事は間違いなく、X,Yの2軸ながらこの小さなボディ内でレンズとセンサーがフワフワと動いているかと思うと拍手モノ。レンズとセンサーの両方を同時に動かし光軸をいじらずにスライドする為画質を犠牲にせず強力な補正が出来るのが特徴。これまで一部のハンディカムでレンズがギョロギョロ動いていたモデルがありましたが、あれがこのクラスのアクションカムにも採用されたと思えば分かりやすい...。ただしこの大きさなのでレンズが実際に動いているところは目視で確認出来ず。

X,Y方向に関してはこれにてかなり補正が掛かる為手付かずのZ軸(ロール)のみブレが目立つ点は否定出来ませんが、バイク等でロールをわざと残しブレのみ軽減したいといった撮影においては現在これを超えるカメラは見当たらないですね。ジンバルの煩わしさから解放され単体で使うなら最高に実用的なカメラだと実感しています。今後のモデルでZ軸を電子補正出来るようになれば更に凄いカメラになりそうです。

今回は腕時計スタイルにも出来る専用リモコンのセットを購入した為スマートフォンが無くても撮影時のライブビューや各種設定が遠隔操作可能。そして斬新な発想のフィンガーグリップも併せて購入しこの液晶リモコンを組み合わせればバリアングル液晶モニタ付きアクションカムの完成! この辺りのオプションにもソニーらしさを感じますね。ついにビデオカメラは指で持つ時代ですか...。その昔パスポートサイズハンディカムって浅野温子さんがCMでやっていましたけど、この指で持つカメラは画面解像度でそれの24倍の性能。凄い時代ですね。

タイムコードの設定が出来たり、専用リモコンから複数台同時コントロールが出来るなんてところも非常に評価出来、あと2,3台欲しくなってしまいます。

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