Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

OSは空気みたいな存在であるべし

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自宅ではMACだけで...と割り切っていても、仕事の延長でたまに必要になるWindowsのために、MacにはWindows 7がBootcamp環境でインストールされていていつでも起動出来るようになっています。

今愛用しているMac Book Proを購入した当時は、Macの筐体でWindowsが起動出来るという ”ある種の違和感” に感動し、毎日意味も無くWindowsを起動させてみたり、Wordpressを利用した当Blogの立ち上げ準備にFTPによるサーバーへのアクセスを日々行っていましたから、そこは使い慣れたFFFTPを使用する目的でWindowsに頼っていました。勿論、Mac用のFTPソフトもフリーのものがあるのですが、その時はまだインストールさえしておりませんでした。そしてそんなMac Book Proも購入から約1年が経過しました。今となってはWindowsを起動するのはせいぜい月に1度くらい。Windowsでなければならない理由が殆ど無くなった事と、Macでなければならない理由がどんどん増えてきたからです。

Macに馴染んでしまうとWindowsの全ての動作が遅い事が気になります。Vistaに比べスピードアップしたと言われるWindows 7でさえ起動やシャットダウンに掛かる時間はMacの2倍以上ですし、WEBブラウザやメールソフトにしてもMacの快適さは素晴らしいといわざるを得ません。WindowsにインストールしたiTunesのもっさり感はAppleがわざとMacとの差別化をしたのでは無いかと思うくらい差があります。この辺りはApple製アプリの中では珍しく32bit処理のままですから事の真相ははっきりしませんが...。

そう、Windowsがちょっとばかりやり方が下手だなぁと思うのは、32bit OSと64bit OSを完全に別物として扱っている事。メインメモリーの上限を4GBとする32bit OSは、あと1,2年で64bit化への乗り換えを検討する時期に差し掛かると推測されますが、現在のところ32bit対応アプリと64bit対応アプリの共存が保証されていませんから、このままだと使用するアプリとOSは同時に64bit化を検討しなくてはいけません。勿論そのタイミングでのユーザーへの負担は大きいです。その点Macは現時点で共存が可能ですし、既にAppleが提供するアプリの多くは64bit化がされています。メモリーを沢山必要とするAdobe CS5なども64bit化済みですね。

Windowsを使う目的の一つにはMicrosoft Officeの存在があり、WordやExcelを日常的に使用する方には欠かせないソフトだと思うのですが、勿論OfficeにもMac用がありますし、その為にMac用のライセンスを購入し直すのは出費が大き過ぎる!という場合には、Openofficeというオープンソースの無償ソフトが存在します。実は私もこれを使用しています。見た目や操作感はMicrosoft Officeそっくり。勿論Microsoft Officeのファイルの読み書きが出来ますから、無償版Officeといった感じ。仕事で相手先とやり取りする場合にはこれで殆どカバー出来ます。

コンピューターという機器を一つの道具として考えるのなら、今やOSはその一部であり、その上で走るアプリの出来が同じならWindowsでもMacでも構わないのですが、私が一昔前に触っていたMac OS 9と比べるとあまりに今のOS Xは完成されていて、使いやすく、安定しており、少し驚いているというのが正直な感想です。

「新しいパソコン買おうと思うんだけどどれがいい?」という相談を持ちかけられたら、ちょっとその回答に困ってしまう今日この頃です。

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