Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

未来へと向かう道

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All Photo by inos

NHKの深夜番組を見ていたら、スキマスイッチの奏という曲がBGMとして使われている事に気付きました。自転車のリアカーに沢山のスイカと自分の母親を載せて必死にペダルを漕ぐ北京の子供達の姿を、私はその歌詞に何度も重ねた思い出があります。

音視や色聴と同じような感覚として、音楽を聴いて浮かべる風景や、逆に目に映る景色から思い浮かべる音楽というのも確かにある気がして、それらは咄嗟にひらめくインスピレーションとは少し違って、その時代の出来事や思い出に時間軸でリンケージされているようなところがあり、曲が流れている間は断片化した記憶がスライドショーのように頭の中によみがえってきます。

当時の写真をフィルムスキャナーでスキャニングしてみました。北京では日本よりも大人と子供がはっきりしていると言いますか、子供は子供らしく大人は大人らしく見えて、それ故、自分の子供の頃を被写体の背中に重ねてみたりして。

子供の目に映る眩しい未来、シルエットだけの大人達、そこに続く平らでは無い道が、なんだか人生の縮図のように見えました。

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