Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

自転車、コスモス、銀杏のかほり、日曜日

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All Photo by inos

diary6747

だいぶ久しぶりの昭和記念公園。アミューズメントパークと間違えそうな規模のそれでいて落ちついた公園という意味では他にあまり例が無いくらいの存在です。園内だけで総延長14kmにも及ぶサイクリングコースがあるのですから1日いても退屈しません。

今日はここのレンタサイクルを利用しトレンクルとの乗り比べをしてみました。ここ10年はずっとトレンクルを愛用しており他の自転車に乗る機会が殆どなかった私の事ですから、もはやその存在の有り難みがぼやけていたところ...。たまに ”普通” を体感するというのは良い事なのです。

知人にトレンクルを貸し私はママチャリ。ペダルを漕ぎ始めた瞬間に感じるのそっと感。車重の違いはそのまま運動性能として現れ、レーシングカーと普通乗用車くらいの差がありました。トレンクルって驚くほど機敏だったんだなと。それから最小回転半径の大きさ、ママチャリはちょっとUターンなんて時に自転車から降りて向きを変えようにも随分ダイナミックに車体を回さないといけないのですね...。その代わりフレーム剛性から来る安心感は流石ですね。立ち漕ぎをしようが荷物を載せようがバン!としたガッチリ感。やはり目的に応じて設計されているのだなと。

1日の乗り比べに過ぎませんが、家の近所をポタリングするとかちょっと買い物に行くとか、改めてトレンクルは私に最適な自転車だと再認識しました。その気になれば100kmを超えるロングライドまでこなせますし。

最近色々調べていて知った事ですがこのトレンクルに非常に近しいFIAT AL-FDB140なる14インチ自転車があるのですね。DAHONのOEMによるアルミフレームで車重も8.5Kgとトレンクルに迫る勢い。チェーンラインに無理があるとかギア比が軽すぎるとか多少の不満はありそうですが、どうやらベース車両としてはかなりの存在らしい...。欲しくなってしまいました。

diary6748

さて、秋の昭和記念公園といえばコスモスが有名だそうで。ちょうど今コスモス祭り2016が開催されていました。園内を自転車で走っていて目に飛び込んできたのが下の黄色い花畑。まさかと思いましたが黄色いコスモスでした。”キバナコスモス” と呼ぶそうで、珍しさと壮大さに「うわぁ」と声を上げずにはいられない感動。同じ黄色でもヒマワリ畑とは違った上品さみたいなものがありましたね。コスモスというとピンクや白をイメージしていたのでこのギャップにやられました。

他に一般的なコスモスが一面に咲く花畑もありましたがそちらは夕暮れ時で日陰になってしまい本来の美しさが表現し切れないかな?と考えあえて写真に収めず...。ただ帰り際に目にした白いコスモスの中に1輪だけピンクの花が夕日を見ているようなシーンにちょっと心を打たれたのでそれだけは撮ってみました(上の写真)。

周りがどんどん注目をあびて自分は見向きもされなくなったとしても常に明るいほうを見続けてるぜ!それこそが美しさってもんじゃないかい!と言われているようで。黄色いコスモスの対角線上に植えられていたものでした。

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