歩道は歩行者優先の道。自転車は原則車道を走る．．．。車両との接触事故などを度外視すれば断然車道の方が走りやすいです。やむを得ない状況においては歩道の走行も認められているけれど、あくまで歩行者が優先。これが日本における基本的なルール。

私が生まれ育った長野（南部）みたいな地方であればこれだけでOK。あとは田んぼのあぜ道や冬の雪道を転ばないよう走れる技術があれば尚良し。

しかし東京みたいに自転車人口の多い場所は ”駐輪” に関するマナーとルール決めが必要だったりします。コンビニの前に広い駐車場があるのは全国的に見ても土地が沢山ある場所の話で、それが準備出来ない店舗の場合には大抵駐輪場も無く、ガムや飴玉を買うにも自転車が停められないという現実があります。だから人は必然的に歩道に自転車を停める．．．ゆえに駐輪禁止の看板が建つ！みたいな負のスパイラル。

だいたいの場合そういった土地では区や市が管理する巨大な有料駐輪場が駅前にあったりしてそちらへ停めるんですが、人気の街はその駐輪場に入るのに20人くらい並んでいたりしますから大変です。ここ吉祥寺は私も好きな街ですがその点だけがちょっと不便なんですよね。

同じ自転車でもこれくらいは許してあげたくなる光景を見つけました。しっかりチェーンロックされているところが可愛いですね。