Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

十数年ぶりの一眼スタイル

By
All Photo by inos

これまでに何度か人のボディは借りて使っていましたし、SかRか?なんて事でしばらくの間使い比べもしていましたが、ずっと購入に踏み切れないままもう半年以上が経過。そろそろモデルチェンジを迎えるだろうと新型の登場がちらほら噂される時期となった最近はこのカメラもだいぶ値下がりしたからしてようやく私物として持てる事になりました!

暗闇で人の目では見えないものまで写す事が出来るα7S2が世間的には注目されますが、その先入観を持ってしても私にはこちらのα7R2の写りがとてもしっくりくるため機種選定で迷う事はありませんでした。むしろSには搭載されない像面位相差AFが今後の私にとって必需品である事は分かっていましたし。それについては追々ご報告していこうと思います。

購入にあたり多少の自問自答はありました。私が一眼レフカメラを最後に使っていたのはもう十数年前の事。性能を追い求めて巨大なカメラを買い揃えた先には ”写真を撮らなくなる” という結末が待っていた教訓から、持ち歩かないカメラに価値は無いと考えるようになり、その後はずっとレンズ一体型コンパクトデジカメを使い続けてきました。そしてそれは今も尚変わらず私の写真生活には活かされていて、メインで使っているカメラは持ち歩きでギリギリ許せるサイズのFujifilm X100S。だとすればここに来てこのミラーレス一眼を購入する事は私の写真生活にプラスに働くだろうか?と疑問をもつのは自然な振る舞い。

購入に至った一番の決め手は ”もう一度星を撮りたい” という気持ち。小学生の頃に写真を始めたきっかけはハレー彗星ブームまっただ中の天体への関心。この時代、撮りたいものがあって写真を始める人の方が少ないと言われているのに、私にはその頃から撮りたいものがあった...。当時はカメラなんて買えなかったので友達のお父さんのカメラを借りて見様見まねで撮ったものですが、今なら自分でカメラが買えてその気になればいつだって撮りに行ける。それならやってみれば良いじゃないかと。

レンズ交換が出来て、なるべくノイズの少ないカメラ、天体にはそんなカメラが適しています。でもそこだけを追求していくとまたもカメラはどんどん大きくなる...。しかしそこは譲れないポイントを良く考えて、必要とする性能と普段使いでも苦にならないサイズ感、時にはスナップにも使えて、他社のレンズも色々流用できる、そしたらもうコレしかないじゃないかと!

体で覚えるくらい慣れるにはしばらく時間がかかりそうですが、色々遊んでみたいと思います。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)