Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ガラスに目がない

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All Photo by inos

先日丸ビルのCONRANショップへ行ってきました。CONRANショップは何処の店舗も実にお洒落で洗練された展示が特徴ですが、中でも丸の内店は品揃えも豊富で見ごたえがあり好きなショップです。

インテリア用品を7割くらいの気持ちで目を通し余力でガラス製品を見てくるのですが、今回もなかなか美しい製品を見つけてしまいました。ICHENDORFというメーカーのモノのようで、写真撮影を許可してくれた店員さんは「このメーカー名読み方がわかりませんね」と笑いながら正直に話してくれたのが印象的。「イッケンドルフ」が正解のようです。ピアノのベーゼンドルファーみたいですね。

近年流行の多色ガラスで、この手の製品は後から配色するのではなく独立した各色のガラスを繋ぎ合わせて一つの容器を生成しており、滑らかな繋ぎが実現できればとても美しいマルチカラーとなるのが特徴ですね。近年ではデザインフェスタなどに出店する個人作家さんもこのような製法を取り入れていますがここまでの完成度の物はなかなかお目に掛かれません。各色を繋ぎ合わせるためにはガラスがもっと厚くなってしまうみたいなんですよね。

個人的にはウォーターピッチャーって必要ないのでこれの使い道はないのですが、同じ製法でもっと小さな容器が出てくればインテリアの一部として何かしら活用できそうな気がします。ただこれだけ淡いピンクだったりしますから中に入れるものは無彩色が適当でしょうし、テーブルも白っぽくないと栄えませんかね。そういう意味でウォーターピッチャーというポジションは良く考えられていると思います。

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