Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ドリンクホルダーもリペア完了

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All Photo by inos

先日トレンクルのブレーキレバーを交換した際、こちらのドリンクホルダーにも多少手を入れておきました。自転車の場合はドリンクホルダーと言わずボトルケージと呼ぶのが正しいのでしょうね。私はもっぱら市販のペットボトル置き場として使っており、自転車専用ドリンクボトルなど持っておりませんが...。

もうかれこれ十数年使っているドリンクホルダー。IBERAというメーカーのもので、自転車専用ドリンクボトルと市販のペットボトルの両対応として設計されているためホルダー部分がスライド式となっておりサイズ調整可能なところがお気に入り。調整にはネジなどを回す必要はなくワンプッシュフリーの簡単操作。

しかしこれも流石にもう年季が入ってしまっており、駐輪中に壁と擦れたり隣の自転車と接触していたりで結構傷が入っておりました。手っ取り早いのは新しいものを購入することですが、同モデルはとっくに廃盤となっていますし、似たようなデザインのものを探してもペットボトル対応調整式タイプとなるとどれもネジでサイズ調整をするものばかりで納得がいかず。

それなら今使っているものをきちんと手入れして新品同様に復活させれば良いじゃないか!と思いつきました。

やる事は実に単純で、サンドペーパーとコンパウンドを駆使してひたすら磨くのみ。幸いこのドリンクホルダーで傷が入っている箇所はアルミのロッド部分のみで、しかもアルミにはアルマイト処理などは施されていないため磨いたり削ったりしたところで素地剥き出しの仕上げに見劣りはしないはず。

まずは400番のペーパーで深めの傷を消し、800番のペーパーで面を整え、2,000番のペーパーで磨き傷を消し、最後に中目の液体コンパウンドで仕上げました。磨く面積自体は大した事ないのですが、平面がなく直径6mm程度の曲がった棒状なので想像以上に時間がかかりました。

仕上がりはご覧の通り。誰がどう見ても傷などあったようには見えず新品と見間違うくらい。以前Spurcycleのベルも同様にコンパウンドで磨いていますのでハンドル周りはどのパーツもピカピカ。

もちろんメッキ仕上げのようにツルツルキラキラというのはあまり好きではないので、その一歩手前で磨きはストップ。製品として売られている時と同じくらいの輝きを再現してみました。

これが塗装されているパーツとかだと磨きだけでは修復できず再塗装が必要になる場合もありますが、こうした無垢材であれば好みの仕上がりにできるところが良いですね。トレンクルはフレームもチタン剥き出しなので、もし今後傷が目立つような箇所があれば同様に磨きでなんとかなるはずです。

ただしこのドリンクホルダーはチタンではなくアルミなので多少は酸化による腐食があるはずですから、磨き終えた後はワコーズのバリアスコートでコーティングしておきました。

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