Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2017(2)

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All Photo by inos

近年はHandMade In Japan Fesもデザインフェスタも東京ビッグサイトの2フロアを使って開催されるので、1フロアだった昔と比べると随分スペース的に余裕が出来た気がします。以前は来場者でごった返してしまってすれ違いもままならない状態でしたから随分改善されたものです。

こんなふうに車ごと展示されているブースもありますからスペースの余裕は自由度に直結しているのですね。ただ少し驚くのは、昨年は2コマ使って大々的に風呂敷を広げ人だかりになっていたブースが今年は1コマでほぼ無人だったりして、こういったクリエイティブな世界の不安定さがそのまま現れていたりします。

   

テラリウムの面白さは私にはまだまだ理解しきれていないところがあって苔と真剣に向き合った事がないのですが、これもハマったらどんどん大きなものを作りたくなるんでしょうね。むしろ大きなものの方が精度が要求されないので作りやすそうな気もしますが...。苔というものがどれくらいのペースで成長するか知らないので何とも言えませんが、ガラス瓶の中に芝生でも植えたように綺麗に敷き詰めるのは簡単そうで案外難しいのでしょうね。ブースの方にノウハウを伺ったところ、苔の敷き詰めは盆栽の土台と同様のテクニックを使うんだそうです。要するにパッチワーク的に切り張りするって事ですね。

枯れない盆栽も販売されていました。盆栽そのものが元気なうちにプリザーブドフラワーにしているという事ですね。なので実際は枯れないのではなくもう生きてない...という表現が正しいのでしょうけれど。色々考えますね。。

   

家族で参加するワークショップ以外にも職人芸的に目の前でモノづくりをしているのもこのイベントの特徴です。巨大なキャンバスに2日で絵を描いて仕上げるなんてのは恒例ですが、今回は染め物をするブースがいくつかありましたね。ハンカチや手ぬぐいに模様を入れる...というプロセスをパフォーマンスでやって見せて、その場で販売するという感じ。なんだかかっこいいんですよね。

屋外エリアではこれまた恒例のミニライブが行われていました。フードキッチンカーなども多数出ているのでここだけは夏フェスさながらです。それでいて激込みで座る場所もない!という程でもないのでライブの音をBGMに冷たいものを飲みながら休憩するなんていう楽しみ方が最高。

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