Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

東京モーターショー 2017 (6)

By
All Photo by inos

SUBARUブースはあまりしっかり見てこなかったのですが、中央付近で目立っていたのがBRZのGT300モデル。

私も昔はGTに夢中になった時期があり、富士スピードウェイに何度か見に行った記憶があります。F1やル・マンのような ”雲の上のレース” と違って市販車がベースのGTは身近な凄い車!っていう感じがして現実的な面白さがあるんですよね。市販車ベースと言ってもボディシルエット以外全くの別物なんですけど。

昔は市販車の出力の上限が自主規制だったかなんだかで280psと決められていて、それ以上のものは販売されなかったのですが、現在はそのリミッターもなくなり数百馬力というとんでもない車が公道を走っているわけですが、これらのGTカーは300クラスと500クラスに分けられ、それぞれ上限を300psと500psと決められています。なのでベースにする車がそれを上回る車の場合には出力を落としてレースしなければならないんですよね。公道を走っている市販車よりもレース車両の方がパワーが無いなんて...。

まあF1も年々出力に制限が掛かっていたりしますよね。レースといってもエコや安全性を第一に考えないといけないわけですね。多分今の技術で出力無制限&空力使い放題!なんてレギュレーションにしてしまうと皆ドラッグレースみたいになっちゃうんでしょう。

 

レース車両が展示されている一方で、アウトドアを意識したテント一体型車両みたいなものも展示されていました。最近はこうして車の屋根にテントを組み合わせるのが流行っているのでしょうか? 知人から聞いたところサードパーティが車両を問わず使える同じコンセプトのテントを販売していたりもするようです。私のClassic MINIでも使えるそうですが、ルーフの強度がやや心配...。

19時くらいのビッグサイト西ホール前。遅い時間帯とはいえ20時まで開催されているモーターショーの来場者がこの程度ってちょっと存続の危機を感じます。確かにここは展示ホールの手前エリアなので他より人は少なめですが、それでもボルボとシトロエンとハーレーダビットソンの展示ブースなんですけどね。しかもグランツーリスモスポーツの体験コーナーもあるんですけど...。

正直、今年のモーターショーは展示の内容もさる事ながら各ブースの見せ方などもちょっと物足りなかったのは事実です。以前はメーカー展示となればエリア内に立体交差などがあって上から俯瞰で眺める事が出来たりしたものですが、今年はそういった展示を見る事もなく単なる平置きでしたから、それであればメーカーのショールームでも同じだよなぁなんて事を思ったり...。どうもワクワク感が少なかったといいますか。

 

Audiブースで見かけて気になったのがこれ。失礼ながら展示車両はほとんど見ていないのですがこのディスプレイに興味を魅かれました。透過型の液晶ディスプレイというのは世の中に数あれど、透明な上に表示されたオブジェクトが自発光するってなかなか無いですよね。しかもフルカラーですか。

恐らくフレーム外周に埋め込まれているLEDで発光し、パネル内の液晶デバイスをプリズム的に反射させるのではないかと思うのですが、これはなかなか興味深い技術ですよね。恐らくAudiとは直接関係なくこうしたデバイスを作っている企業があるのだと思います。ここまでの視認性であれば今後HUDに採用されていくかもしれませんね。

 

モーターショー恒例出展となったトミカブース。ミニカーは男女を問わず子供の頃には誰もが1度は手にするおもちゃじゃないでしょうか。それがここでは東京モーターショー限定モデルなんてものが発売されるものだから、どちらかというと大人が夢中になって買い集める姿を目にする事が出来ます。

たぶん、2年毎のコレクションとしてその年のお土産的存在なんでしょうね。これがチョロQだったら私も心が揺らぐのですけど。トミカのミニカーは本物に忠実に作られていてもう少しデフォルメされているくらいのほうがグッズとしての所有欲が湧くんですよね。私だけかもしれませんが。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)