Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

サイクルモード 2017(5)

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PINARELLOって多分有名な自転車メーカーなんでしょうね。聞いた事あるようなないような。全然詳しくありません。

それなのになぜこんなふうに写真を撮ってきたのか? 自分でも不思議ですがぱっと見が美しかったんですよね。白いフレームにカラフルな細いストライプで。白って汚れには気を使いますが、綺麗なままをキープ出来ればとてもお洒落に見えるんですよね。

そしてトップチューブにペイントされていた黒帯がまたなんともカッコイイ。ツール・ド・フランスか何かのルートが書かれているのでしょうかね。シールを貼ってあるわけではなくペイント、小さな文字だけがデカールっぽかったですが上からクリヤーが噴いてあるので実に滑らかな仕上りでした。憧れますね、段差や引っ掛かりがなくめくれてこない模様って。

 

以前の日記にも書きましたが、愛用しているGARMIN Edge800が古くなってきたので新しいサイクルコンピューターが気になるところ。先日発表されたばかりのGARMIN Edge1030も実機に触れたのでじっくり見てきました。

液晶画面がEdge800よりも一回り大きいので地図を見るには良さそうです。ただそのぶんデバイスそのものも大きくなりましたけどね。静電式タッチパネルの反応はEdge520などと比べると多少良くなったものの、それでもスマートフォンとは比較にならないくらいストレス! ただそう感じるのはルート検索をする時くらいで、走行中に操作するような事もないのでそう考えれば大した問題ではないのかも。

残念なのは今回もGoogle MapからのPOIインポート機能が無い点。まあそれはどちらかというとGoogle側の仕事なんですけどね。パソコンのGoogle Mapで行き先を決めたらウェイポイントやルート情報をそのままデバイスに転送する機能。実は昔はその連携が出来ていたのですが、どうやらそれはGoogleがお試し的に公開していた技術で、ようは「GARMINさんウチにお金払ってくれればこのサービス継続するよ」って事だったようです。お金を払わなかったものだからGoogle的にも「じゃぁやーめた!」ってなったようで。

何にしてもユーザーからすると便利な機能復活してくれると有難いんですけどね。

 

という事で、今愛用しているEdge800より便利で使いやすくて機能的で信頼がおけるデバイス!って探すとそれはもうスマートフォンしかないわけです。WEBで美味しそうなものを見つけたら「ここへ行く!」ってアイコンクリックすれば案内が始まるわけですからね。Google Mapとの連携すら不要です。

トレンクルの小さなハンドルには不釣り合いとなる事は承知の上、こんな展示会ですからスマートフォンホルダーなるものも気にして見てみました。まずはスマホを縦に使うか横に使うかで選べるマウントや固定方法が異なるのですが、横向きが希望なら上の写真にあるTOPEAKのマウントがシンプルで美しかったです。ハンドル固定部分が金属ではなくインシュロックっぽいのが見た目的に残念ですが、マウントとしての仕事はしっかりしてくれそうな造りの良い製品ですね。

 

自転車のハンドルにスマートフォンを取り付ける上で一番気になるのが ”誤って外れないだろうか?” そして次に気になるのが ”振動で壊れるんじゃないだろうか?” ですね。

その点なかなかのアイデア商品が展示されていたのを見つけました。SP CONNECTというメーカーのようですが、ハンドルのステム部分にちょっとした小物入れのようなバッグを取り付けその上にスマートフォンが装着出来ます。こうする事でタイヤからの直接の衝撃を和らげる事が出来、尚且つモバイルバッテリーなどもそのケースの中に収める事が出来るので一石二鳥というわけ。

スマートフォンは普段使いにも違和感の無い専用ケースに収め、そのケースの裏側がアタッチメントとなっているためバッグともワンタッチで固定出来ます。GARMIN Edgeを取り付ける際に本体を90度ひねる...全く同じ構造です。

このSP CONNECTの面白いところはそのアタッチメント部分にいろんなバリエーションが準備されており、ハンドルバーに直接取り付けるとか、時には自分の腕に固定するとか、90度ひねるだけで着脱可能な利点を活かしあらゆるシーンに対応出来るよう設計されています。

 

ライトに関しても面白商品がいくつかありました。HAUTE WORKSという韓国ブランドがこじんまりと展示していた小型ライト。色や形状からしてサドル下あたりに取り付けるテールランプであることは明らかでしたが、日本最大と言われる自転車の展示会でそれだけを展示しているというのも何か理由がありそうだと思いちょっと話を聞いてみるとこれがなかなか機能的なライトでした。

充電式である点はいたって普通ですが、このライトはスマートフォンとBluetooth接続し点灯パターンを独自にカスタマイズ出来るらしいです。でも正直点灯パターンに拘る人ってそこまで多くないような気が...。更に話を聞いていくとどうやら内部にはGセンサーが内蔵されており、自転車がブレーキを掛けると車のストップランプのように点灯するという...。ほう、それは面白そうじゃないですか! 試しに手に持って直線的に動かしながらぱっと動きを止めてみると確かに明るく点灯する。自転車にストップランプが必要かどうかは分かりませんが、何も結線せずサドルに取り付けるだけでストップランプとして機能するというところに魅力がありますね。

普段はあまりテールランプって必要に感じた事はないのですが、昨年長野までの長距離サイクリングで笹子トンネルを走って以来、後ろから来る車に自分の存在を派手にアピールする事の大切さを感じたんですよね。道幅の狭いトンネルが数キロ続くってかなり怖かったですからね。車は高速道路なみにビュンビュン通ってますし。

最後に、KNOGというブランドのpwrというライト。所謂懐中電灯型のLEDライトなのですが、面白いのはグリップ部分に該当するバッテリーとライト部分に該当するヘッド部分がそれぞれ3種類ずつラインナップされており、お互いを組み合わせて自由な使い方が出来る点。つまりはモジュラー式ライトですね。

例えば自転車のハンドルには小型のバッテリーを取り付けておいて短時間でも良いので強力発光可能な大きなヘッドを組み合わせるとか、長時間ほどほどの明るさで使いたいので大きなバッテリーと小さなヘッドを組み合わせるとか。そしてライトとして使わない時はUSBモバイルバッテリーにもなるので、スマートフォンの充電にも使える。なかなか便利そうですね。

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