Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

むやみに触らないほうが良い時もあるい

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All Photo by inos

数日前になぜかバスルームの換気扇の汚れが気になってしまい、深夜にも関わらず分解掃除をしました。換気扇だけで1時間くらい掛かりましたかね。

換気扇ですから埃がたまっているのは当然でそれらを綺麗にするには内部のファンまでバラして洗うのが一般的だと思います。勿論私もそうしたわけですが、化粧パネルやカバー類はカビキラーを吹きかけてとことん綺麗に! これをすると塩素パワーで結構白くなるのです。

寝不足覚悟で掃除を終え、元通り組み立ててスイッチオン! ビュ〜っと勢い良く空気を吸い込み、屋外の換気口からは寒さを感じるくらいの風量で風が出ているのが確認出来ました。

1日つけっぱなしにして翌日帰宅すると、なぜかファンが回っていない! スイッチを入れ忘れたかと思い確認するとスイッチはONになっている。一旦OFFにして再度入れ直してみるとようやく回転し始めました。そしてしばらくするとキーキーと嫌な音が!

水を掛けたつもりはありませんが、24時間365日つけっぱなしの換気扇ですから、モーターの軸受けメタルが埃で汚れフリクションが大きくなっているのだろうと、この日もバラバラにして今度はモーターもバラして軸受けに注油を行いました。この手の家電製品にベアリングなんて使われていませんからね。オイルレスメタルだとしても使用頻度を考えたら時々注油するのが望ましいのでしょう。慣れた手つきで組み上げてスイッチオン! 滑らかに回り始めました。

そして本日帰宅すると、今度は回転こそしていますがマフラーを交換したハーレーダビッドソンみたいな、単気筒エンジンと間違えるような異音が! バラしては組み上げ原因調査をしてみた結果、どうもバランスのとれていないファンが回転する事で定期的な振動が発生し、それに伴いモーターシャフトの上下方向にあるガタが共振をはじめるらしく、その瞬間だけ回転による振動とシャフトの上下運動が大きな振動へと変わる模様。ハーレーダビッドソンの正体はどうやらその振動っぽいです。

これまではシャフト周りに埃の塊が付いており上手い具合に振動を吸収してくれていたのかも知れませんが、それらを綺麗さっぱり拭き取ってしまい、更に注油によって回転がスムーズになったせいで振動周波数が変化してしまったのでしょうね。振動というのは2つ以上の異なる周波数がある場合、互いに干渉する特定の共振周波数で元の振動を上回る力が発生しトラブルに繋がるので、今回のような場合は回転ムラを無くす目的でファンのバランス取りをするか、もしくはモーターシャフトの遊びを減らしてあげるかすれば解決するはずです。

明日は東急ハンズあたりで改善策を探してみます。まあ賃貸なので管理会社に言えば新品に交換してもらえるんですけどね...なんだか自分でやりたい気分で。

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