Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニー車中泊グッズ(ポータブルバッテリー)

, …
By
All Photo by inos

温泉に入るためのタオルは忘れても電源だけは忘れなかった...現代の車中泊にとってそれくらい大事な存在がポータブルバッテリー。私も先日ようやく購入できました。以前から欲しいモデルは決まっていたのですがどこにも在庫がなかったので入手できずにいたのです。

今やこのてのポータブルバッテリーは山ほど販売されています。大型のタイプは容量100,000mAhを超えるものが多く、いよいよ家庭用エアコンやドライヤーが使えるモデルまで出てきました。

ポータブルバッテリーを選ぶ上で抑えておきたいのが、バッテリー容量、AC100V使用時の最大出力、USB-C PDポートの有無あたりがポイントになるかと思います。

バッテリー容量は大きくなるほど本体サイズと重量が増すので車内スペースとの兼ね合いになりますが、100,000mAh以上あれば電気毛布を一晩使えるくらいの能力があるとされています。AC100Vの最大出力は、使える家電製品の消費電力に直結しますから電子ジャーを使いたい!なんていう場合は大出力モデルが必要になりますね。そしてUSB-C PDの有無は今更言うまでもないですが、実はこれが現時点で搭載されているモデルはかなり少ないです。

私が購入したポータブルバッテリーはECOFLOW RIVER 370なるモデル。決め手は何と言ってもUSB-Cポートが2系統搭載されている点。それもPD 60W対応ですからこのポートだけでMac Book Pro 15インチモデルが余裕で充電できます。2系統ですから同時にiPad Proも。

これくらい大きなポータブルバッテリーでもUSB-C PDポートが18WというモデルもありMac Book Pro非対応だったりする事が多いのですが、このECOFLOW RIVER 370なら大丈夫。

しかもそのUSB-C PDは入出力に対応していますから同ポートを使ってこのバッテリー本体を充電できます。多くのバッテリーは本体充電する際にACアダプターを接続する専用ポートを使いますが、このバッテリーは充電もUSB-C、放電もUSB-Cなのです。ここがミソ!

先に書いた通りこのUSB-Cが2ポート搭載されていますから両方を使って2倍速充電に対応しているのです。これ画期的!。

ポータブルバッテリーは容量が増えれば充電するのに時間がかかるのは当然。だから100,000mAhを超えるようなバッテリーの充電には6時間以上かかるのが一般的ですが、このECOFLOW RIVER 370はUSB-Cポート1系統で充電した場合は6時間、USB-Cポート2系統同時充電なら3時間で90%の充電が可能なのです。

当然充電用のACアダプターが2個必要になりますが、Mac Book Pro純正のUSB-C 81Wタイプを組み合わせてみたところ何ら問題なく使えました。片方のポートは付属のアダプタで60W、片方はMac用で81Wですが、そこはさすがUSB-C PD、インテリジェントに機能して両方から50W位ずつの合計100Wでチャージされました!

これであれば思いつきでお出かけする際にも急速充電可能というわけ。私が知る限りこの方式で急速充電を実現しているモデルは今の所このECOFLOW RIVER 370だけですね。

本体前面はUSB系のポートが集中しており、背面はシガーソケットとAC100Vコンセント。至れり尽くせりの仕様ですが一つだけ欠点があるとすれば筐体デザインの問題でAC100Vコンセントが少し奥まったところにあるため、そのままでは差し込めないACアダプターなどがあります。常に20cmくらいのAC延長コードを持ち歩けば安心です。

正面のディスプレイにはバッテリー残量のほか、入力ワット数、出力ワット数、残り稼働時間が表示されます。無くても困りませんがなんとなく表示を見るだけで状況が把握でき計画的に使えますね。

さらにこのバッテリーには専用ケースが準備されており、こんなふうに綺麗に安全に持ち歩く事ができます。上蓋部分には付属のACアダプターやUSB-Cケーブルを入れるポケットがありますから忘れ物の心配はありません。20cmのAC延長ケーブルを買ったとしても多分同ポケットに入ると思います。

ただしこのケースとセットで購入できるオンラインサイトは殆ど無く、バッテリーを購入したら必ず付属してくるわけではありませんので注意が必要です。購入時はよく調べることをお勧めします。

バッテリー容量は100,000mAhで100Vの最大出力も300W MAXですから驚くほど強力なバッテリーというわけではありませんが、私程度の使い方であればそのどれもが十分すぎるスペックで満足度は高いです。これがあるだけで一人車中泊は随分安心感が増します。

この他、専用のソーラーチャージャーがオプションで準備されていますがそちらは購入しておりません。お値段が高いのと、御天道様が上っている昼間の間私がじっとしていることなど殆どないため、そちらは必要に迫られたら検討してみようと思います。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)