Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2019.7(1)

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All Photo by inos

間も無く2020東京オリンピックの準備期間となるため一般的な展示会で使えなくなると言われている東京ビッグサイト。今日明日は毎年恒例 ”HandMade In Japan Fes” が開催されています。と言っても今年は冬にもありましたからすでに2度目の開催ということになります。デザインフェスタと合わせると年間4,5回は開催されているでしょうか? ほぼ毎回参加しながらも流石にちょっと多すぎる気がします。どちらのイベントも結局手作り作品の展示ですから見分けがつきませんしね。

上の写真を見れば分かる通り、午後から参加した限りは随分お客さんが疎ら!と感じました。11時の開場時は2,000人が並んだそうですから私の行動が遅すぎたというわけですね...。これでも ”日曜日では良い品がなくなってしまう” と考え土曜日から意気込んで行動してみたのですが。

5,000人以上の出展者、50,000人以上の来場者と言われるこのイベント、デザインフェスタと比べると多少規模は小さくなりますがそれでもビッグサイトの西1,2ホールを使い切るスケールですから、時間に余裕のない人はまず会場マップをよく見て目的とする展示エリアへスムーズに移動するのが得策です。

例年ですと約4時間かけて全体を見てくる私ですが、今回は気になるブース毎に足を止めじっくり見ていたためか約半分見た時点で3時間が経過しており、結局見ずに通過したエリアがかなり出てしまいました。まあ普通は隅々まで全部見てくるという人の方が少ないですかね。見てきたエリアこそ少なかったですが、それでもいろんな作家さんと技術交換が出来たり珍しいものが見れたりしたので充実感は高かったです。

到着するなり最初に目に飛び込んできたのがこちらのワークショップエリア。このイベントは展示販売だけでなく体験型のエリアが設けられており参加費を払えば誰でも手作り体験が出来ます。近年はハーバリウムやキャンドル作りが定番でしょうかね。今回は苔テラリウムコーナーがすごい人気でした。上の写真にもあるように作成キットが並べられたテーブルの前には大勢の人が順番待ち...。

はっきり言って、キャンドルもハーバリウムもテラリウムも私は個人的に作れるのでこういった場に参加するまでもないのですが、如何せんどれも独学ですから見よう見まねで苦労する事も少なくありません。でも実は一人で苦労している事も案外こういうワークショップに参加する事でテクニックやヒントを簡単に教えてもらえて ”これまでの苦労はいったい何だったのか?” なんて事もあるかもしれませんね。でも参加のために行列に並ぶ...とかはちょっと。

小・中学生とかでもう夏休みに入っているなら良い体験になりそうです。

ここからはワークショップではなく作家さんによる展示販売のご紹介。数ある展示の中で現実的に ”コレイイナ” と思えたのがこちら ”カクヌキミズヒキ”。

”友人に送りたいご祝儀袋” というコンセプトがすごくよく分かるキャッチフレーズになっており、つまりお堅くなりすぎないだけでなく貰った人もちょっと嬉しくなるようなデザインを形にしたという感じでしょうか。レーザーカットにも関わらずエッジが焦げておらずとても美しい仕上がり。型抜きの特徴を生かして中袋を組み合わせれば表と中袋の両方で楽しめるという凝りよう。

すぐにでも購入しても良いと思える作品でしたが、こればっかりは必要な時にしか使えないですからね、ストックしておくのもおかしいですし。存在を忘れないようにパンフレットを頂いてきました。

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