Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

明日からのイベントに備え準備進める

, …
By
All Photo by inos

いよいよ明日からパシフィコ横浜にてカメラと写真のワールドプレミアショーCP+が開催されます。

私は今年久しぶりにメーカーブースに立つため本日より会場入りし準備を進めておりますが、今日時点で各ブースとも一般公開前にもかかわらず熱気が感じられ近年のカメラ人気の高さが伺えます。

これは私の偏った考えですが、こうしたイベントを見ていると今後写真や映像機器というのはプロ用よりも民生用に重きを置くのが必然のように思います。

嘗てプロと呼ばれる人だけが使っていた機材というのは ”使いこなせる事を技術” と呼んでいた時代のものであり、良くも悪くもその文化の要求を満たすよう設計されていたところ、近年ではむしろ使いこなしよりも使い道とアイデアで面白い作品を量産する事が求められる点に民生機はうまくマッチしており、ユーザー数も多いため要求のバリエーションが豊富で機材としての進化が飛躍しやすいメリットがあり、アウトプットに関してもそのクオリティーの差がプロ目線でなければ見分けがつかないのならば、高額な機材を1台揃えるより程々の機材を2台購入しマルチカメラで撮影した方が作品性が上げられるとか、発想は豊かだがプロ用機材には手が届かなかった学生にも作品作りの可能性が広がるとか、民生機というのは道具としての存在意義が広く感じられるのです。

ただ、数百万も数千万もするプロ用機材が不要になると言っているわけではありません。プロ用にはプロの要求に答えるだけの存在意義はきちんとあるのです。ただ私が言いたいのは、今後そのプロの立ち位置に上がってくるのは現在民生機やスマホを使い必死に勉強している学生さんだったりするのです。

5年後10年後プロ用機材はどうあるべきか? プリウスの技術がF1に導入されるような視点が映像業界にも求められているのではないでしょうか? そうした未来を想像するのに丁度良いイベントCP+。お足元にお気をつけてお越しくださいませ。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)