Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

DESIGN FESTA 2018.5(3)

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All Photo by inos

デザインフェスタではおなじみの光景がこうした壁面ペイント。壁面といってもちゃんとキャンバスがあって描いているわけですけど、つまりはそれくらい大きな絵をイベント期間中の2日間で描きあげるというパフォーマンス。

今回はこうした巨大アートは勿論の事、サイズを問わずイラスト・絵画エリアが広がった印象を受けました。小物雑貨やアクセサリーを扱うエリアと比べると若干お客さんが少なめで見やすい上、表現の方向性は様々でもカテゴリーが共通したエリアなので個性がそのまま横並びの作品に表れて面白いです。上の写真はきっと描いている自分たちをもアートとして計算しているんでしょうね。ほぼ等身大の子供達に作者本人のシルエットを上手くミックスさせてペイント中だけ成立するアートのようで感心してしまいました。

近ごろは超小型の額装作品というのが流行っているようです。場内でも7,8cmの額装を施した作品というのがあちこちで販売されていました。そしてこのようにいよいよ額縁そのものをこの場で販売するブースが出てきてびっくり。デザインフェスタですから単なる小物販売ということはないはずですから、おそらくこのブースに並べられている小型額縁は全てハンドメイドで作者が製作したものなのだと思います。

実は今回私も針金鳥さんという作家さんの画を会場で購入したのですが、そちらは既に額装されたものを購入したので別途額縁は必要なくこのブースで吟味する事はありませんでした。でもちょっと魅かれますね、これだけバリエーション豊富に小型の額縁が販売される事は普通ありませんから。いずれどなたかの原画作品などを購入する機会があれば、こうしたブースの存在を覚えておいて購入してみたいと思います。

カメラ好きが「おっ」と思わず足を止めてしまうようなブースも出展いていました。オリジナルストラップを製作し販売しているブースというのは時々見かけますが、こちらはフィルムカメラの皮を貼り替えてオシャレでポップな現代風のデザインに仕立てた ”今どきカメラ女子” に人気が出そうなモデルを販売していました。

カメラですからね、見た目だけでなく実際に使えないと意味がないわけですが、話を聞いてみたところ全ての筐体はオーバーホールを行いメンテナンスを済ませた完動品として提供しているそうです。”カメラ日和” という雑誌の表紙になりそうなモデルばかりでちょっと魅力的でした。

そしてその近所から何やら良い香りが...。ひのき、シナモン、くすのきなどのチップを売っているブース。こちらのブースはイベントの度毎回出展しているのをよく覚えています。デザイン...というワードとはちょっと結びつかない気もしますが、オガクズや木のカケラだけを並べての出展ですからね、ある意味かなりのインパクト。何よりその香りの良さに皆イチコロです。街を歩いていてウナギ屋さんから良い香りがしてくる...香りそのものが看板みたいなもので。

オガクズやチップの販売といってもそれだけではなく、枕とか、お風呂に浮かべる巾着みたいな袋で販売しているので帰宅後のリラックスタイムが楽しめるというわけ。ただ、手のひらに載るくらいの巾着袋でどれくらいの香りが期待出来、また維持出来るのかが疑問でいつも買わずじまい。このブースの周囲は物凄く強い匂いが漂っていますからそれくらいの効果があれば欲しいんですけどね。逆にそこまで強烈な香りの中にずっといたら気持ち悪くなってしまうんでしょうか。いずれにしても斬新且つ魅力的なブースに間違いありません。何よりこの人集りが証拠みたいなもので。

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