Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カートラジャパン2019(2)

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All Photo by inos

このイベントに足を運んだ最大の理由はこの車を見てみたかったから。行くまでは今回出店しているのかさえ分かりませんでしたが多分出しているだろうと、希望的観測で行動してみたところやはり出店しておりました。

TOY-FACTORYさんブースの新型ジムニーTentCar。車中泊の枠を超えたテントのような軽キャンパー。

メインは何と言ってもこのように美しくフラット化を実現するコンフォートベッドキット。いやぁやられちゃいますねこれは。キャンピングカーのソレと全く同じ素材を使い、6cmという絶妙な厚さで寝心地と強度を両立させたベッドをジムニーにフィッティングさせた専用品。

恐らくデモ用なので目立つよう奇抜なグリーンが使われていますが、このほかにアイボリーとブラックが選べます。

今回どうしてもこれを見ておきたかった背景としては、私もすでに車中泊用としてインフレーターマットを導入しているのですが、スポンジと空気によるふわふわクッションマット故、本気で寝る時は良いのですが、マットの上で寝転んでパソコンを打つ!みたいな使い方にはあまり向いてないと感じているためです。もう少し硬いマットはないものかと!

ハンドル下のクリアランスも最適化されており、無理に突っ込んでいる感じが微塵もありません。ただし運転席と助手席の座面の高さ調整に純正ヘッドレストをアンコ代わりに使う点は一般的な手法と共通です。

シフトレバー周りの逃げもとても綺麗に作られています。ジムニーで車中泊マットを使用するときに肝となるのはこのシフト周りとリアハッチ両サイドの斜めカットの部分ですからね。その点は流石に専用設計とあって全く問題になりません。

4分割と3分割タイプがありますが今回展示されていたのは4分割タイプ。だから助手席側だけの利用も可能。ただしこの時余った運転席側のマットはどうすんじゃい? という疑問はあります。お出かけ前から2枚しか積んでいかないならOKですね。

畳んで移動するときはこんな具合に2枚を重ねてリアに積みます。上から見ると随分嵩張っているように見えますが、厚さ6cmということは2枚重ねなら12cm床が高くなったのと同じです。

そう考えると驚くほど邪魔になることもなさそうです。

マットとは別にオプションとしてサイドテーブルキットが準備されています。ジムニーの中でご飯を食べたり小さなパソコンを載っけるくらいのことは出来そうですが、支柱がないので重いものを載せると結構グラグラします。ちょっとした小物を置いておくくらいなら大丈夫ですかね。

走行中はどこかへ仕舞えるわけではありませんから大きな荷物を積む場合には案外場所を取ってしまい邪魔に感じてしまうかもしれませんね。この辺りの評価は賛否両論かと思います。

私も近頃車中泊を始めこうしたキャリアやルーフラックの必要性というのがだんだん分かってきました。テント泊なら良いんですけどね、車中泊って目的地に行っても車内の荷物は減らないのでそこに寝るスペースを確保するのは大変な時があるのです。どちらかというと目覚めてからの撤収でインフレーターマットや寝袋を仕舞う際に余計な荷物が車内にあると非常に効率が悪い...。

寝る時だけ邪魔な荷物をルーフの上に載せられれば車内空間にゆとりが出るじゃないかと。

ただこれにも一長一短ありまして、じゃあ普段使わない時このカーゴケースはどこに置いておくの? あっちを立てればこっちが立たず...。でも見た目だけでもかっこいいアイテムであることは間違いないですね。

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