本来であれば昨日から大阪で仕事をしているはずの私。大地震の発生を知ったのは仕事仲間とのLINEでのやりとりだったわけですが、幸い新幹線に乗る前だったためそのまま品川の会社で1日を過ごしました。

その後の情報で震度6程度の規模だった事を知り「これは一大事」と反射的に感じたわけですが、夜のニュースを見る限り東日本大震災の時のような二次災害には発展しなかったようで少しほっとしました。それでも被害の大きかった地域では断水や停電が発生しているようで復旧には時間がかかるとの事。近ごろの家は耐震構造がしっかりしていると聞きますが、家は壊れないまでもそれを取り巻く環境の弱さにはまだまだ課題がありそうです。

また、テレビを見ていると被害報告の映像が流れた後に○○専門家みたいな人がもっともらしくその原因について話したりするシーンをよく目にしますが、あれはちょっと違和感ありますね。話している内容は正しいのかもしれませんがそれは結果論であって、そこまで事細かく指摘が出来るのであれば日頃からその知識を活かして ”事” が起きる前に対応出来るよう活動してもらえたらと感じずにはいられません。スポーツのワールドカップとかオリンピックとか、そういう大きな試合が行われた後に誰しも監督気取りでタラレバを話す姿にちょっと似ている気がしてしまうのです。それでもそうやって少しずつの教訓が現代の強い家を生んでいるんでしょうけれど。

許せないのはこうした災害時に被災者の弱みにつけ込んで悪徳商法でお金を稼ごうとする悪い者達。今回も既に被害にあわれている方がいるそうなのでお気をつけください！