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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2018.6(3)

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All Photo by inos

今日から札幌で仕事をしておりますが、週末の北海道観光ネタを続けます。

トイレに興味があるわけではなくその名前とそのキャラクターが目を引き行き交う人が足を止めて写真を撮ったりするポイント。地獄谷唯一のこのトイレはその名も ”鬼っこトイレ”。怖いイメージの鬼がキャラクターとなって男子と女子を分かりやすく表示してくれています。

そもそもなぜトイレに鬼が使われているのか?という点ですが、ボランティアのおばちゃん談によると、ここ登別の地獄谷はその過酷な環境から鬼くらいしか住めないだろうと言われ続けてきたそうです。だから街のいくつかのポイントには鬼のオブジェがあったりして、初めて見ると秋田のなまはげを連想します。ただ、鬼と言ってもここの鬼は悪い鬼ではなく皆を守ってくれるような良い鬼なんだとか。鬼に善し悪しがあるなんて初めて聞きましたが。

地獄谷に続く急な坂道の途中にも鬼。車の運転中につき写真には撮れませんでしたが高速道路の最寄インターの前には高さ10メートル以上はありそうな巨大な鬼が立っていました。どれももう少し可愛い感じなら愛着も沸きそうですが、なんともリアルな作り物なんですよね...。

そして登別温泉のメインストリートである極楽通り商店街には閻魔堂なる建物があり、こちらには鬼ではなく閻魔様が鎮座しています。この感じはなんだか中国を思い出させるような色使いとキャラクターですね。後になって知ったことですが、1日に数回「地獄の審判」の時間になると顔が真っ赤になり怒った表情に変わる閻魔様が見られるらしいです。そのうちの1回が15時だったのですが私が訪れたのが15時10分ですでに終了しておりました。

極楽通り商店街にはお土産屋さんも何軒か並んでいます。そこで食べた ”はみちつソフトクリーム” はなかなかの美味でしたね。勿論置物などの一般的なお土産も多数並んでいますが、北海道と言えば ”鮭を銜えた熊” というくらい木彫りの熊が連想され、親戚の家に行くと1度は見たことのある定番土産だったりした時代があるようですが、さすがにそれらの置物も現代風にアレンジされ随分カワイイ形に変わっていました。こうしてみると熊の鼓笛隊に見えてしまいますけどね。

一番目につくお土産はやはり鬼の置物。沖縄で言うところのシーサーの置物みたいな位置づけでしょうか。むしろシーサーの横にこの鬼を置いても全く違和感ないくらいシリーズもののお土産って感じですね。

登別観光で調べたところ、結構上位にランキングされているのがクマ牧場。テレビで見たことがありますが、確かお客さんがクマに直接餌を投げ入れる事が出来、クマもそれに慣れていて招き猫のように片手で「ちょうだいちょうだい」ってすることで有名なところですよね。

少し時間に余裕もあったので私も行ってみることにしたのですが、ロープウェイ乗り場まで来てびっくり、入場料大人2592円。高すぎるでしょ! 立地条件が山の頂上みたいなところにあってロープウェイの運営あっての事なので理解できなくもないですが、さすがの私もじゃあやめておこう...と諦めました。そこまでクマに興味があるわけでもなく、せっかく来たのだから有名なら見ておこう...くらいの気持ちでしたから。

入口にはクマの剥製が飾ってありました。確かに大きくてこれに襲われたらひとたまりもないだろう...それは十分理解できました。

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