Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2018(4)

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All Photo by inos

なんだか同じような内容が毎日続きますがこのBlogは私自身の備忘録も兼ねているためご了承ください。今回のようなイベントで作家さんの名前やブース名等も掲載しているのは、この先何かの拍子に会場で目にした作品の事を思い出し入手しようと思った時すぐにその商品にたどり着けるような工夫でもあります。

Blogですから人に見てもらう目的もありますがそれだけだとどこかの雑誌記事と変わりませんから、データベース構造を活かした検索機能をいつでも使えるようにしています。Handmadeでblog内検索すれば過去の同イベント記事が全部出てきますからね。

以前エアプランツ用のアクリルスタンドを購入させてもらった作家さん。今回もニューモデルを含む沢山の商品を展示しておりました。

私がガラス製品にこだわる理由はアクリルのように簡単に擦り傷が付かない...という大きなメリットがありますが、その旨を以前アクリル専門のこちらの作家さんに伝えておいたところ、なんと今回は同じアクリルでもフロスティ(半透明)素材を駆使して傷の目立たないタイプも多数用意してくれていました。

お話をさせていただくと、やはり私の事は覚えていてくれたらしく「前に傷がつきやすいと言われたので今回は半透明素材のものも作ってみました」と。大手メーカーの大量生産と違ってこうしたコミュニケーションから新しい製品が生まれたり、購入後のメンテナンス等について話が聞けるのもこのイベントの楽しさです。

そして参考にさせてもらったのがプランツをスタンドに固定する針金の工夫。アクリルスタンドにはいくつかの穴が空けられておりそこにプランツを差し込んで飾り付けるわけですが、同じ形状のプランツは2つと無いわけで、サイズの異なるプランツを確実に見栄え良く固定する策として針金をぐるぐるに巻き付けてアクリルスタンドの穴に差し込むソケットのような役割をさせる...なるほどと思いましたね。

面白いものを展示しているブースがありました。ガラス瓶の中にボタニカルを配置したテラリウム風の作品は沢山ありますがこちらのものは少々違和感があります。なんとたんぽぽの綿毛がそのまま瓶の中に固定されている! 手に取って見せてもらいましたがどこにも瓶を切ったり貼ったりした跡は無く無加工でこれを実現しているのです。

たんぽぽの綿毛って少し力を加えると簡単に一つ一つがバラバラになってしまって形状が崩れてしまうという記憶があったので瓶の口から上手く入れるにしても限界があるだろうと思ったのですが、種明かしをしてもらうとまさにその ”瓶の口から入れる” というのが正解でした。器用な人だとこんな事が出来るのですね。

普段は気にしないタイルアートも今回はすこし「おっと」思うようなものが出品されていました。アンティーク調の木枠のセンターにタイルがはめ込まれたコースター。まあ私の場合はコースターというよりこの上にテラリウムなどを載せるための敷物に使う目的ですが、サイズ感といいお値段といい申し分のない出物でした。

一般的にはタイルを貼りつけたコースターというと構造上結構厚みが出てしまうようですがこちらはぎりぎりまで薄く作られているので小物を載せても違和感がありません。自宅のテラリウムは現在パイン集成材を加工したお手製の台に載せていますからこれに置き換えれば結構重厚感が出るかも!と思いました。結果的には数日前のblogに掲載したガラストレイが結構なお値段だったのでこちらは見送り...となりました。

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