Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

好きか嫌いかではなく、存在の大きさを考える

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All Photo by inos

人はなぜブランドという言葉に弱いのか。先日のヴィトン展の後もしばらく考えていました。

ブランドという言い方をしたら世の殆どの物は何かしらのブランド品という事になるかと思いますが、それが有名かどうかという点で一口に「ブランド品」と呼ばれているように思います。まあそこはこの際どうでも良いとして、なぜ有名ブランドがもてはやされるのか、そこには明確な答えがありそうです。

”有名” つまり所有者の自分以外にも共通認識のある名前ということであり、世間の多くがその存在の価値を認めているのが有名ブランド。実際は価値までは理解していなくても世間が認めているならきっと良いに違いない! 迷ったら有名ブランドを購入しておけば間違い無いだろう。そんな意味合いも少なくないように感じます。

それは何も高級アパレルブランドばかりではなく、車だって、スマートフォンだって、スポーツシューズだって同じ気がします。スマートフォンならiPhone買っておけば間違いないだろう、皆持ってるし!みたいな。人と同じものを所有することで自分も人並みであるという安心感を手に入れているのかも知れません。

勿論そのものの本質を理解して心底好きで手に入れる人だって多いと思うので一概には言えませんが、名の知れたものの存在の大きさというのを今一度考え直している今日この頃です。

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