Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2018.8(6)

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All Photo by inos

昨夜東京へ到着し本日より通常ルーチンに戻っていますがまだ北海道ネタが続きます。

短期集中観光3日目の朝は夏の名寄市もう一つの観光スポット ”ひまわり畑” へ。名寄市の有名なひまわり畑は3箇所ほどあるようで、調べたところによると昨日のブログに掲載した天文台のある ”北海道立サンピラーパーク”(上の写真)、もう一つは “MOA名寄農場 東雲会場” (下の写真)と呼ばれる辺り。

今回はどちらも足を運んで見ましたが流石に8月も下旬ですからひまわりも最後の力を振り絞って咲いている感じで、俯き加減の花も少なくありませんでした。

また、太陽の光を追いかける性質があるひまわりですから、ピーカンで強い日差しさえあれば皆同じ方向を向いてくれるはずですが、この日はどんより曇り空でしたからきっとどちらに太陽があるのかわからずあっちこっちを向いてしまっていました。写真に撮るならぜったいピーカンが狙い目なんでしょうね。それでももう大部分が枯れているだろうと思っていたのに結構咲いていて嬉しかったですね。

Google Mapに掲載されているなよろひまわり畑の地図を頼りに訪れると実際は上の写真のようにひまわりではなく蕎麦の花が満開に咲いていました。もしかするとひまわり畑は毎年同じ場所ではなくその周辺の畑で少しずつ位置を変えているのかもしれません。少なくとも今年のそこは蕎麦の花でこれはこれでスケールが大きく綺麗、ただそこへ続く道路はアスファルトではなく未舗装の雨上がりでしたから、車はもう泥だらけのトラクターのようになりました。すれ違う人が振り向くくらい汚れ...レンタカー屋さんごめんなさい。

そして実際ひまわり畑はここから200〜300メートル離れたところにありました。一面が黄色いので走りながらの車からでも一目で分かりました。

前夜は天文台を見て、この日は朝からひまわり畑を見て、名寄での予定はあっけなく消化してしまった9時30分。さてここからは北海道観光に追い込みを掛けます。天候の関係で利尻島と宗谷岬ウインドファームがまともに見られなかった今回の旅の ”落とし前” をつけなければなりませんからね。スマホによる検索をちゃっちゃと行いレンタカーの夕方返却までに行けそうな場所を算出しました。そしてまず第一にウェイポイントとして登録したのが名寄から30kmほど南に位置する士別市 ”羊と雲の丘”。

ここも波打つような北海道ならではの牧草地で緑がとても綺麗。そして牛ではなく羊が放牧されているのが特徴。ただ、牧場には肝心の羊が一匹も見当たらず、動物が暮らすのどかな風景は単なる広い牧草地...。で、設置されていた立て看板をよく読んでみると、どうやら羊は暑さが苦手で朝と夕方以外は炎天下に出てくることは少なく飼育小屋の中にいるのだとか。羊ってインドアなんですね。

目を凝らして直線で150メートルくらい離れた場所にある飼育小屋を見てみるとたしかに何頭かの羊の姿が確認できました。小屋は解放されていますが羊は一向に出て来る気配がありません。そして立て看板には注意書きの続きにこう書かれていました。「ちょっと遠いけど小屋の中にいる僕達に会いにきてね」。どうやらこの牧場、観光客も柵の扉を開けて自由に牧場に入って良いらしく私も遠慮なく入らせてもらいました。と言うか月曜日の昼間にこんなところを歩いているのは私くらいのもので...。

上の写真にある看板は牧場のシンボルでもある建物の前で撮影しているのですが、写真の奥の方に写っている森の手前まで牧草地を歩いて行き振り返って建物の方を撮影したのが下の写真。近いようで意外と遠く広いのが牧場の特徴。そしてここで気づくのです。いったい放牧されているのは羊なのか人間なのか...。この時羊は小屋の中にいて、私が牧場内を一生懸命歩いている。放牧されているのは私の方じゃないか!

羊のいる小屋の方まで行って見たんですけどね、小屋に近づけば近づくほど牧草の中には羊の落し物が多く、誤って踏んでしまわぬ前に牧草地からは出ることにしました。動物もこれだけ自然豊かな場所で暮らせるなら幸せですね。冬はどうか知りませんが...。

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