Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2018.8(7)

By
All Photo by inos

ここへ行けば不完全燃焼ぎみだった今回の旅の満足度もだいぶ取り戻せるだろうと最終目的地として設定しました。美瑛にある ”四季彩の丘” は道央でも定番観光スポットで私も昨年訪れた花畑。昨日紹介した士別市にある羊と雲の丘からは90kmほど南下しています。北海道は広いですから次の観光スポットまでの距離って常に何十キロも先なんですよね。

色彩の丘に関して今年リピーターとなった私ですが、昨年訪れた時はまだ6月で、植えられたばかりの花はまだ小さく、花よりも地面のほうがよく見えているような状態は明らかにシーズン前という感じでしたし、しかもその時も雨の中を傘を差しながらでしたから開放感に欠けるところがありました。

しかし今回は前日までの雨は上がり、雲は多めでしたが悪条件というほどではありませんでしたし、何より初秋にかけて花は満開なはずで、ある程度満足度の保証された目的地だったのです。

到着してみての結果は御覧の通り、花畑一面が満開で圧倒されるくらいカラフルな大地が待っておりました。これは老若男女国境を越えて誰の目にも美しく見えるでしょうし、他ではなかなか見る事のできない景色。花畑だけならテーマパークなどにもあるでしょうが、ここは北海道ならではの滑らかな曲線を描く大地とのコンビネーションでいっそう芸術美にプラスに働いている気がします。

流石に観光客の数は多かったですね。観光バスも10台くらい並んでおりとにかく中国人観光客が凄い人数...。大地が広いので拡散すれば比較的空いてきますが、お土産コーナーなどは行列が絶えず人とのすれ違いもままならないほどでした。お決まりのメロンとソフトクリームはここでも購入。トウモロコシまでは...もう並ぶのが嫌で諦めました。

これだけ広い敷地にこれだけの花を植えるのは想像を超える苦労があると思いますし、それを維持するためには草むしりとか枯れかけた花の植え替えとか、縦に伸びすぎないよう剪定とか色んな手間が掛かるはずです。でも前回訪れた時にも感じたのはそういった作業が畑のどこでも行われていない、そういう作業員の人を見かけないのです。観光地という意味で考えれば当然ですが、夏季の植物の成長はすごく早いですから恐らく観光客の来ない夜に大人数で手分けしてメンテナンスをしているのでしょう。

これで入場料無料なのですからすごい規模で町おこしをしている感じがします。ただ、さすがにここは自然豊かな北海道とはいえ作られた美しさですから富良野や美瑛の全てがこうではありませんし、人の手が入っていないことの美しさというのもあると思います。私個人は大自然の中にポツンと家が一軒だけある...そんな景色も好きですね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)