Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

植物系のちょっとしたイベントを見にいく(2)

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All Photo by inos

「#植物男子と#多肉女子」このイベントはどちらかと言うとリアルな植物よりもそれらをどう飾り付けるか、そういった工夫に焦点を当てた展示が多かったように感じました。

上の2つ、小さなポットと植木鉢は異なる作者さんの作品ですがどこか共通する部分があって、多分それは色以外に焼きと塗りという違いはあれどペイントのラフな仕上がりに手作り感が溢れているとか、そもそも植物用アイテムらしからぬデザインとか、こうしたハンドメイド展ならではの温かみが感じられてとても雰囲気がありました。

ウッディーな作品も豊富にありました。天然木を素材としたアイテムは私の好きなジャンルで ”木” と一口に言ってもそこには色々な使い方があり、見た目に関して言えば素材の色をそのまま活かすもの、寄木のように複数素材を組み合わせて柄を表現するもの、経年変化を見込んでエージングを楽しむもの、いびつな形をあえて整形せずにありのままの造形を楽しむもの。実用性で言えば硬さや重さを生かしたものなど様々。

木目を活かす工夫とか、水気に強い素材選びとか、木以外の素材とのマッチングとか楽しみ方は広がります。

こだわるのはものだけではありません。それを置く場所や飾り付け、インテリアとの共存など10人いれば10人のアイデアがあるところに面白さがあると思います。

アイデアという意味では有名な作家さんではなくても我々一人一人が何かしら持っているはずですが、いかんせん日常的にそれを表現する場がなかったり、あえて人にアピールするものでもないので隣に素晴らしいアイデアマンがいたとしてもその存在に気づくことは少ないです。でもこうしたイベントというのはアイデアを出し合って、作る人も見る人も共に楽しむ場。近年デザインフェスタに代表されるイベントの人気が高まっているのはそういった楽しさを求める人が増えているのかもしれませんね。

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