Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

植物系のちょっとしたイベントを見にいく(3)

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All Photo by inos

訪れる人の目に留まりほとんどの人が立ち止まってじっくり眺めていたのがこのきのこランプ。

きのこのランプと言って有名なのはエミールガレに代表される芸術的かつ実用的なテーブルランプサイズのものですが、こちらの作品は手のひらに載る超小型のものでそれぞれが試験管のようなガラス容器に収められており、卓上にちょこんと置いて眺めるのに丁度良いサイズ。

恐らくLEDで点灯させているでしょうからきのこは作り物ですが、ベースとなる苔部分もたぶん作り物。じっくり見ても本物のような質感で良く出来ていました。昨日のブログでペイントについて書いたように、ボタニカルアレンジはラフな仕上げがかっこいい場合とこの作品のように構造はシンプルでも繊細な作りが美しく感じる場合とあるので、実際購入するなら組み合わせや置き場所のチョイスを工夫したいところですね。

ガラス容器に少量の水を入れ植物を封じ込めたようなこちらの作品。よく見れば中身は生花ではなくドライだからしておのずと見えてくるのは ”水” と思いこんだそれはレジンやシリコン系の樹脂。

仮にひっくり返したとしても水がこぼれるような事はない! 実際手に持って斜めにしてみましたが予想通り樹脂でした。透明度が高く気泡が混入していないため誰しも水だと思いますよね。コルクの栓がまたそれらしさを醸し出しており...。

この辺りは私でも作れそうな...と言ったら怒られそうですが、技量云々は置いておき常日頃雑貨屋さんなどで見かけそうな飾り付けですから、器とか針金とか細かな材料が揃ってきている我が家でも作れそう!という意味で、組み合わせる植物次第で参考にしたい作品達。

こういうのをそのまま購入するのではなく自分で1から作る前提で考えると、器を気に入って植物より先に購入した場合は置き場も含め最終イメージを描きながらのスタートとなりますが、器より先に植物を気に入って購入した場合は、在りものの器と組み合わせたり新しく購入するにしてもベストなものに有り付けるとは限りませんから、 ”植物を飾る” 事がメインならそれで良しとしても、ガラスなどと組み合わせて ”飾り方を楽しむ” のはすごく難しいと感じています。

器ありきで植物を決める...どちらかというとそちらのほうが作りやすいため、常日頃からインテリアショップや雑貨屋さんに足繁く通っているのはそういう理由です。良い感じの植物を見つけたとき、「ん、これを飾るならあそこのショップのあの容器と組み合わせてこんな感じのアレンジがかっこよくまとまりそうだ!」みたいに。生花の場合は日当たりや湿度も重要なので部屋の置き場所も同時に考えないといけませんからね、色々考えるのが楽しいのです。

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