Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

植物系のちょっとしたイベントを見にいく(1)

By
All Photo by inos

ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreemaの企画展「#植物男子と#多肉女子」は表参道にオープンしたCreema HASHTAG GALLERYで今日から2日間の開催。

「せまいけど、奥が深い」をコンセプトにしたというこの会場は今後Creemaに参加するクリエイターの作品を実際に見て触れて近づける場として幅広く展開していくらしいです。そして今回はその最初のイベントという事で植物男子と多肉女子という何ともソソられるテーマで開催というわけです。

イベントスペースは確かにこじんまりとした個展サイズという感じですが展示の仕方を工夫したり導線の確保をうまく考えていて不自由はありませんでした。そして驚くのは入れ替わり立ち替わり次々お客さんが訪れてくる事と思いの外男性客が多いという事でした。男なんて私くらいのものだろう...と思っていましたからその点は拍子抜け。

表参道と言いつつも幹線道路からは随分奥まったところに位置し、Appleストア表参道から歩いて5分くらいありますから人通りの多い場所というわけではないんですけどね、ということは一見さんというよりは私のようにイベントを聞きつけて足を運んできている人が多いのでしょう。訪れるお客さんに次々声を掛けるスタッフの対応も素晴らしかったですね。

植物や多肉と言ってもやはりそこはハンドメイドが前提のCreemaのイベントですから臨時のボタニカルショップ!という事ではなく、それらをテーマに創意工夫して作られている40名のクリエイター200作品が並んでおり、全ての作品には二次元バーコードが添えられており、その場でスマホから商品を注文できるようなシステムになっています。そう、つまりこの展示は普段Creemaのサイトで見ている商品を実際に手にとって見れる事を優先に考えられており、この場で購入してお持ち帰りできる一般的なショップとはコンセプトが異なります。

なんだか少し未来の買い物スタイルを想像してしまいましたね。ネットショッピングは確かに便利だけれど、消費者にとって実物を見ずに購入するにはリスクと抵抗がある。かと言ってリアル店舗の場合は今度は店側が商品の在庫を抱えるリスクがあり同時に倉庫などのスペースとそれを管理する人材を必要とするため、取り扱う商品の選定や価格の設定が必要となる。

ならばリアル店舗には商品の在庫は置かず展示品のみとし、購入はお客さんがその場でスマホから行う事で後日自宅に配送されてくる...なるほどよく考えたものです。

今日、私が一目惚れしてしまった作品その①はこの「360度どの方向からもアクセスできる小物整理棚」。植物とは直接関係ないような気もしますが、小物の代わりに多肉などを飾るラックとしても使用可能ですからこの場にあっても何ら違和感はありませんでした。

木工細工を得意とする作家さんのようで、無垢の木から削り出した造形美は素晴らしく、また中心軸にアイアンを組み合わせその色合いが何ともセンス良く、また使いやすそうなデザインなのです。中心軸はボルトになっていますからひつつ一つの棚(トレイ?)をくるくる回せば高さ調節も自由自在、すごくかっこいいと思います。

ただ、植物をメインとしたこのイベントに並ぶには少々お値段が張っており、どちらかと言うとインテリアの一貫としての値付けのため購入には二の足を踏んでしまうのは致し方ないところ。私もスマホから二次元バーコードを読み取って購入サイトまでたどり着きましたけどね、一点物ではないので他の作品を一通り見てからの判断でも遅くはないと、一旦ポケットの中に仕舞いました!

コメントを残す

*
*
* (公開されません)