Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

靴を大事にする気持ちをもう一度

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All Photo by inos

急に寒くなってきたので、体調を崩さないようにと心がけています。街のアパレルショップはすっかり冬色に変わっていました。

その昔、と言ってもせいぜい15年くらい前の事だと思いますが、手ごろな価格でバリエーション豊富に着心地の良い洋服が手に入ると有名になったユニクロは、そのネーミングの覚えやすさも相まって瞬く間に全国展開されました。私もこれまでオールシーズン何かしらお世話になっておりますが、最近感じるのはそのユニクロもそれほど安いという印象はなくなりましたよね。以前は ユニクロ = 安い! でしたけど。

近所の床屋で髪を切ってもらいながら良く聞いたのは「ユニクロだったら安いから1シーズン着てダメになったら買い替えれば良いもんねぇ」なんて会話でしたが、確かにその頃は私もそんなふうに思っていましたし、それが気楽で手間がかからず常に清潔な感じがして良いと思っていましたが、最近は少し考えが変わってきました。

洋服はともかく靴に関してなんですが、スニーカーを洗って履くってなんだかほんわかしていて良いなと。私が今東京に住んでいてアスファルトの環境では靴が汚れないからなのか、子供より大人の方が綺麗に履くからなのか理由はよく分かりませんが、大人になってからというもの靴を洗うという事が殆どありません。汚れるより先に靴底がすり減ってしまったり、そもそも新しいのが欲しくなって買い替えてしまったりするため、靴を洗うという必要性が昔ほど無いのです。素材が皮だったりして洗えないという理由も多少はあるかも知れません。

でも自分が小学生や中学生の頃は学校の校庭を走って茶色くなった靴を時々自宅で洗いましたよね? 洗った事で靴は綺麗になりますが全体的に少し色も抜けてしまったりして。最近の私はあの感覚がなんだかほんわかしていて良かったなぁと思い出しているのです。エイジングとかダメージド処理とかそういう現代風なカッコ良さではなく、単純に ”靴を大事に履いている” その感じが良かったなぁと。

皮を使っていない洗濯可能な靴を今度洗ってみようと思います。

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